※オレンジ:日経平均
寄付きこそ一瞬反落で始まるも、94%が上昇した地合いに乗り今日も大きく続伸。最高値「5,706円(分割前28,530円相当)」は、これまでの「5,547円(27,735円相当)」を2.9%も上回る特大ホームラン、約一ヶ月ぶりの新高値です。
5/15に調べた、トレンドが始まった過去7年の「新高値が出た月」に今月も丸印がつきました↓
新高値が出た月(2017年〜)
2017 | 2018 | 2019 | 2020 | 2021 | 2022 | 2023 | ||
1月 | 2回 | ◯ | ◯ | |||||
2月 | 2回 | ◯ | ◯ | |||||
3月 | 1回 | ◯ | ||||||
4月 | 0回 | |||||||
5月 | 4回 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | |||
6月 | 4回 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | |||
7月 | 2回 | ◯ | ◯ | |||||
8月 | 3回 | ◯ | ◯ | ◯ | ||||
9月 | 2回 | ◯ | ◯ | |||||
10月 | 3回 | ◯ | ◯ | ◯ | ||||
11月 | 3回 | ◯ | ◯ | ◯ | ||||
12月 | 3回 | ◯ | ◯ | ◯ |
実は6月の新高値は特に珍しいことではなく、コロナが明け、2017、2019年の再来とも取れそうですが、とにかく気になるのはこれまでの上昇率。
前年から現在(総会前日)までの騰落率を調べると以下でした↓
総会前日までの前年比 | |
2017年 | +13.7% |
2018年 | +12.7% |
2019年 | +20.7% |
2020年 | -3.3% |
2021年 | -11.9% |
2022年 | -3.7% |
2023年 | +48.5% |
2017〜2019年も高いと言えば高いですが、ほぼ全ては5月からの2ヶ月間での成績。対して今年は1月から負けなしという、数字もリズムも生態系が変わっており参考になるかは疑問です。
2019年はここからソアリンが打ち上がり、2020年に予定されていた美女と野獣エリア、それからオリンピック特需に向けて盛り上がりました。
もちろん今年も40周年、それからファンタジースプリングスと2019に匹敵するかそれ以上の大花火が用意されてはいるのですが、こんなにも出来過ぎた動きに困惑の毎日です。
当然上がるのは嬉しくも、相場は永遠に続くものであり、必ずや調子を崩す時がやってきます。2014年の大上昇の後は約2年、そして昨年であっても9ヶ月間の「謹慎期間」に見舞われました。
しかし今回はまさに40周年の真っ只中であり、売上高も過去最高を予定、からの新エリアオープンという息つく間もない展開に、果たして調整入りのタイミングはどこに??
それゆえ4月の分割後の調整は必要だったはずなのですが、予想外にNISAを含めた援軍勢がが優秀で、今となってはもう、ですね。
さて、明日は10:00から株主総会。新エリアまではもう織り込み済みです。2025年以降の何らかの中長期計画を求めたいところですがどうか?!
本日の日経平均は5日ぶり反発。東証プライムの値上がり銘柄数は1733、値下がりは89銘柄、変わらずは12でした。
米国株が上昇した流れを受け、前日まで下げが続いた日本株に押し目買いが入った。為替相場の円安基調も追い風となり、東証プライム市場の9割超の銘柄が上昇する全面高の展開だった。
■日経平均:33,193.99円(+655.66円 / +2.02%)
本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【5,692円】(+147円 / +2.65%)
■最高値:5,706円(14:14)
■最安値:5,508円(09:00)
■値幅:198円(前日終値より)
■出来高:6,816,800
■引け成り:879,900売り