祝「新高値引け」。
5月第4週は、全ての株主のマイナスが解消した嬉しい日になりました。
私も2019年10月の高い位置で増資してしまい、1年以上苦しい思いをしたことがある一人。特に昨年3月の高値で株主となられた方、本当におめでとうございます。
元々5月は期待できるオリランドに地合いが完全にシンクロ。日経平均はいつの間に3万1000円を突破し、オリランドも大きく伸びて再び新高値8日続伸です。
週末に陰線が絡みましたが、あと1日で2019年5月の9連騰に並びます。そしてもしも木曜まで伸び続ければ2017年5月18日以来6年ぶりの11連騰、というのは少々浮かれ過ぎかもしれませんが、勢いというのは確かに感じられますね。
しかしさすがにちょっと「靴磨き状態」かどうか。その常軌を逸した高さかどうかは各平均線からの乖離で感じることができます。今までの新高値時と比較すると以下のようになりました↓
新高値頂点時 | 25日線から | 75日線から | 週足長期線から |
今回 | +10.3% | +19.5% | +32.3% |
2022/3月 | +13.0% | +22.4% | +42.0% |
2021/2月 | +11.0% | +10.2% | +23.0% |
2019/10月 | +5.4% | +13.5% | +35.8% |
2022/3月と比較するならまだ若干余裕があるように見えますが、昨年はその後大きな調整を余儀なくされるほど明らかに常軌を逸していました。
週足長期線からの乖離は2019年も高かったですが、これは年初から約10ヶ月間上昇し続けたことによるもので、25日、75日線と比較するに決して今回のような急上昇によるものではないことも良くわかり、割合的にも、今回はやはり昨年に極めて近い状態にあると判断せざるを得ません。
ただ明らかにマイナスとなる材料は今のところ見当たらず、反落のきっかけが作れない状態にあるのかもしれません。
5月は「11勝2敗」で早くも勝ち越し確定。現在「+14.1%」で、9連騰の2019年(+8.0%)、11連騰の2017年(+11.8%)を超え、大きなコロナのショックから開園が期待され大反発した2020年(+14.1%)と同数値に。
非常に高い状態にありますが、日経が伸びるならまだ行けるか(?)。そんな日経平均への寄与度も現在225銘柄中「23番手」と貢献しています。
さて、先週末にCEOの加賀美会長が退任されるというニュースがありました。
オリランドの上昇トレンドが始まった2017/5/1から一ヶ月間、日経新聞最終面の「私の履歴書」で連載され、毎日とても楽しみに読んでいたことが懐かしいです。
オリエンタルランド、加賀見氏がCEO退任 議長専念 – 日本経済新聞
加賀美さんの「私の履歴書」は、電子版の記事の全てを今も大切に保存してあります。
ディズニー誘致にあたり立ち上がったOLCの事務所には、電話一本しかなかった時代から尽力された方。本当にお疲れさまでした。
本日の日経平均は8日続伸。東証プライムの値上がり銘柄数は1242、値下がりは539、変わらずは54でした。
終値で3万1000円台をつけたのは1990年7月以来、約33年ぶり。同7月26日(3万1369円75銭)以来の高値を付けた。日経平均の8日続伸は、4月以来の連騰記録となる。
■日経平均:31,086.82円(+278.47円 / +0.90%)
本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【5,477円】(+101円 / +1.88%)
■最高値:5,477円(15:00)
■最安値:5,362円(09:02)
■値幅:115円(前日終値より)
■出来高:4,665,500
■引け成り:705,700買い