終値4,614円。オリエンタルランド株、23,225円相当で年初来高値。

日経平均が微反発となった本日、分割7営業目にしてオリランドに大きな買いが入りました。最高値の4,645円はもちろん年初来高値で、23,225円相当は昨年4/14以来約1年ぶり。

25日線(紫色)からはまだ「+4.6%」とさほどの高さではないですが、週足長期線からは+15.1%と、昨年8月反発時と同等の高さに。出来高556万はさほど大量というわけでもなく、引け成りは5日ぶりに売りに転じました。

寄り付きこそマイナスではじまったものの、それからの20分はほぼ一直線に上昇。上昇幅は分割前換算で「690円」。この伸び幅は、40周年告知開始翌日の2/28(+730円)以来です。

また25日線(紫色)との乖離にまだ余裕がありそうに見えるのは、この高さでの揉み合いが長かった分敏感な底上げができたからであり、週足長期線を基準とすれば、年初来で嬉しいさなかですが、注意信号とも背中合わせです。

2019年秋、そして昨年の新高値時はここからもう少し上振れましたが、2018年、2021年に至ってはこの程度の高さが限界でした。

しかし好感が持てるのは、昨年ほどの急激な上昇ではなく、比較的時間をかけて昇ってきた点。このことで継続的に売り残が増え、落下しにくい状態を保てたとも言えるでしょう。

しかし昨年あそこまで昇らなければ、今日は間違いなく新高値でしたね。加えてあそこまで苦しい1年にもならず、昨年8月にも新高値を出していたことでしょう。

とは言え、今回は時間がかかりましたがしっかりと戻してまいりました。特に昨年高値時に買ってしまい、1年我慢されていた方も大勢いらっしゃると思います。今日はその多くの方がホッとしているのを想像すると、幸せな一日となりました。

私も2019年の高値時に掴んでしまい、ひとまず戻すのに1年、完全に戻すのに2年かかりました。

オリランドは、2017年5月に再びトレンドを描き始めてから、どこで買っても我慢さえすれば全ての期待に応えてくれました。

残すは昨年3月に買った方のみ。新高値の「24,850円(4,970円)」まではあと「+7.7%」。今までは遠すぎた新高値も、いよいよ尻尾が見えてきましたぞ。

ただし、上振れ後には必ず落下してきたのも過去の歴史であり、逆にこれが健全なリズムでした。今回も4,000円前後までの落下はいつでも起きるということを頭の片隅に起きつつ、慌てずに見ていきたいですね。

嬉しい日にあえて悪く考えるなら、分割7日目にしていよいよ一旦上に振ってきたか、とも取れます。上昇時は「早く買わなければ」と財布の紐も緩みがちですが、あくまでも過去の例としてはその全てが潰されてきました。

2019年の私は、その時が満ちるのを5ヶ月待つも、全く落ちる気配のない株価に結局しびれを切らして購入し傷口が広がってしまいました。そんな経験からも、特にNISAや長期の場合はそれなりの覚悟も必要な高さであるとも言えます。

本日の日経平均は3日ぶり小反発。東証プライムの値上がり銘柄数は1146、値下がりは595、変わらずは94でした。

前日までに大幅に下落した反動で自律反発狙いの買いが先行した。寄り付き直後には上げ幅が100円を超える場面もあったが、米景気懸念が重荷で後場に下落に転じる場面もあった。

東証大引け 3日ぶり小反発 自律反発の買い弱く、売買代金2兆円割れ – 日本経済新聞

■日経平均:27,518.31円(+45.68円 / +0.17%)

本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【4,614円】(+100円 / +2.22%)

■最高値:4,645円(09:19)
■最安値:4,507円(09:00)
■値幅:138円(前日終値より)
■出来高:5,565,600
■引け成り:806,300売り

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