8月中旬に反発した75日線(赤色)が、完全に下を向きました。出来高を見ても決算の勢いは完全に消え失せたか、今回の決算後の伸びはコロナ後では過去最低に。
流れが変わる期待がかかった決算も、さほどの影響はなかったと判定して良い頃合いでしょうか。大きな落下はないものの、9月11月と空振りに終わった今回の軟調ぶりは、少々長いものとなりました。
年末年始にかけてのゲスト数は期待できるものの、果たして株価的にはどうか。少し早いですが過去5年の12月の成績は以下のとおりです。
2017 | +2.8% |
2018 | -2.1% |
2019 | -1.7% |
2020 | -4.1% |
2021 | +8.7% |
あまり良い月ではありませんが、昨年の12月は、16日に「+7.15%」と意味不明な大上昇が起きました。しかし翌日には「-4.35%」、1月にはほぼ12月の上昇を帳消しにしていることから、過去5年の成績で判断するには、12月は昇っていく時期とは言い難いでしょう。
ただ株価的には3ヶ月以上もくすぶっていれど、まだ5年トレンドの軌道上にはあります。今回も結局我慢しきった方が勝つのか、慌てる必要はない局面であることは確かです。
本日の日経平均は反発。東証プライムの値上がりは1226銘柄、値下がりは534、変わらずは76でした。
今週は日米ともに休場日を挟むため積極的な売買が手控えられるなか、持ち高調整の買いが優勢だった。中国の新型コロナウイルスの感染拡大への懸念から香港株が大きく値下がりし、日本株の重荷となった。
■日経平均:27,944.79円(+45.02円 / +0.16%)
本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【19,640円】(+155円 / +0.80%)
■最高値:19,760円(09:45)
■最安値:19,515円(09:00)
■値幅:275円(前日終値より)
■出来高:475,500
■引け成り:84,500売り