終値19,070円。オリエンタルランド株、上方修正、増配、FS開業延期。

気がつけば75日線(赤色)から800円ほどの乖離で一時19,000円まで沈んだ本日。先程待ちに待った決算発表がありました。

概要としては、「上方修正」「増配予定」「ファンタジースプリングス開業延期」です。ざっくりと見ていきましょう。

まずは上方修正について

ほぼ全ての項目で通期予想を上方修正。しかし「入園者数」に関しては前期が振るわず「2000万人」で据え置き。

据え置きなのにどうして上方修正ができるのかと言えば、一人あたりの売上高が昨年同期比で「+5.4%」、前期は「15,683円」まで上がりました。

12,000円台だったのはいつの日か、コロナ前より約25〜30%も増えました。単純に年3,000万人時代の売上高と割り算で比較すると、2,300万人で同売上高に達する計算です。

売上高や純利益が大きく増加したのは当然なのであえて割愛しますが、コンセンサス予想は若干下回ってしまいました。上方修正とは裏腹にこれがどう作用してしまうか?

増配について

来年度より、年36円に増配を予想。嬉しい発表ではありますが、もともと少ない配当の中、このくらいの増配は予想できた内容かと。44円からはまだ8円低く、さほどのプラス材料とはならないかもしれません。

FSの開業が2024年春に延期

今回これは良くも悪くも驚きました。再度の延期に加え、投資額も28%増。

来年は40周年もあり、ここに全力でFSをぶつけるというのも確かに「オーバーキル」的な体力の無駄遣い感も。もしかしたら、最初の延期時にこうなることは決まっていたのかも知れませんね。

コロナ前は2022年開業予定でしたが、コロナでやられる中いきなり2年伸ばしちゃうのは落胆度が高すぎる(?)、ということでひとまず2023年でワンクッション置いたのではないかとも考えられます。

9月には5年間の長期保有者優待(保有株数に関わらず4枚)もあり、なるべく息切れを起こさないような措置と思えば延期も良い意味で取れなくもないですが、楽しみにしていただけにガッカリ感はどうしても隠せません。

また公式でFSのドローン撮影がアップされていました↓

ただ延期だろうとなんだろうと、これを見たら薄っすらと涙が。。。

まだまだ足場だらけですが、着々と出来上がっています。

コロナ明け、言ってみればキャストもゲストもリハビリ中。オープンへの期待感をふくらませる意味でも、延期は賛成と言えば賛成です。いや、どっちだ(正直混乱中)。

待ちに待った決算が終わりました。決して悪くはありませんでしたが、コンセンサスを若干下回ってしまったこととFSの延期、「揺さぶり」は入るかも知れませんね。

さて、いずれにせよ明日は揺れが予想されます。シートベルトはしっかりと!

本日の日経平均は4日ぶり反落。東証プライムの値下がり銘柄数は1273、値上がりは484、変わらずは80でした。

米ハイテク株安や円安・ドル高の一服を背景に、運用リスクを回避する目的の売りが優勢だった。一方、米長期金利の低下を背景としたグロース(成長)株への買い意欲は根強く、日経平均を下支えした。

日経平均、4日ぶり反落 終値86円安の2万7345円: 日本経済新聞

■日経平均:27,345.24円(-86.60円 / -0.32%)

本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【19,070円】(-105円 / -0.55%)

■最高値:19,235円(13:19)
■最安値:19,000円(09:01)
■値幅:235円(前日終値より)
■出来高:823,600
■引け成り:113,900売り

2022年の株価の推移はこちら

円建保有証券 日本株評価額計 損益 損益(%) 前回比 30,652,703......

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