「ちょっとやられすぎじゃないですかね」、とは今日のラジオ日経での一言。
オリランドは前日比【+430円】まで伸び再び25日線(紫色)まで跳ねるも、どうしようもない一日となりました。
業種別での下落率1位は「サービス」で 【-4.45%】。でもオリランドが【-0.65%】で済んだのはこの反発の「貯金」が大きかったですね。日経が落下する中でもしばらくは逆行線で耐えていたので、さすがにプラスで終わるだろうと思っていたほどなのですが。
今月はこれで7勝10敗。残り2営業日ですから負け越し確定です。
オリランドの昨年末終値は【19,395円】。現在までで【-1,015円(-5.2%)】です。
ちなみに日経平均は【-9.1%】、ナスダックは【-13.4%】、S&P500は【-8.7%】。
オリランドは12月の新高値から明らかに調整期間に入っていたはずですが、これらの代表的な指数と比べると善戦しており、少し気持ちが楽になります。もっとも、ナスダックやS&P500はオリランド以上の高値圏だったのは言うまでもありませんが。
でもひとつだけ言えることは、完全に「耐えるとき」の到来ですね。
私はトレードをはじめて3月で丸5年となります。過去5年間にこの「耐えるとき」は4〜5回経験しました。平均すると年に1回ペースで起こりうるということです。
最初の経験は2018年2月のVIXショックです。
前年2017年は54%もの上昇を遂げたオリランド。個人的にも良いビキナーズラック(?)になってくれた反面、このペースで上がっていくのが当たり前という心理にもなっていたのか、ショックに対する耐性が全くありませんでした。
当時は11,330円から10日程度で9,909円まで落下(-12.5%)。
12%も落ちたのは初めての経験で、うろたえたのを思い出します。とにかく情報が欲しいと、ラジオ日経を聞き始めたのもこのVIXショックからです。
しかし今気づきましたが、上の画像は日足。たかだか75日線(赤色)に落下しただけなんですね。それほどまでに上振れしてたのかということと、今の心構えであれば恐らくさほど慌てることはなかったのではと思います。
ちなみに当時のVIXショック時は、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げペースが加速するとの見方が強まり、米長期金利が大幅に上昇したことが急落要因だと言われています。今回の落下要因と重なる部分もありますから、改めて米長期金利のチャートを見てみました。
下は「VIX恐怖指数」を重ねました↓
ひとまずコロナショックの跳ね上げは置いておきまして、長期金利自体はまだ2018年水準まで届いておりませんが、恐怖指数は2018年を超えています。
オリランド(緑)も加えてみました。指数的に全く別物ですが、ある程度の関係性です(ピンク(VIX)が上がれば株価が下がる)。
いずれにしてもオリランドの現在の位置は、今のところ75日線少し下で昨年通り。1月初旬に想定した通りの動きであり、頭を抱えるにはまだ早いと思います。
そしていよいよ、明日は3Q決算です!(16:00予定)
果たして赤字はどれほど減ったか。楽しみですね。
「耐えるとき」は必ず来ますが、「伸びるとき」も必ず来ます。人がいて地球がまわる限り。
本日の日経平均は3連敗で、連日で昨年来安値を更新。東証一部の値下がり銘柄数は2067、値上がりは87銘柄、変わらずは30銘柄でした。
米連邦準備理事会(FRB)が26日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)を受けて、金融引き締めに積極的なタカ派色が一段と強まることを警戒した売りが膨らんだ。
■日経平均:26,170.30円(-841.03円 / -3.11%)
本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【18,380円】(-120円 / -0.65%)
■最高値:18,930円(09:24)
■最安値:18,350円(14:59)
■値幅:615円
■出来高:915,400
■引け成り:137,300買い