丁度昨日、「新高値からの落下幅」を確認していました。
10/4の新高値「18,745円」から3日間で「-7.8%」、今回は11/17の新高値「20,095円」から先週末の11/26現在で「-6.6%」。まだ少しぬるめかなぁと考えていた矢先でした。
オミクロン型、なんですよね。
「-895円(-4.76%)」は今年最大で、ほぼコロナショック真っ只中の乱高下に相当。強烈な落下日にはなりましたが、ただ当時の心境と比べてどうでしょうか。個人的には随分余裕はあり、当時のように震え上がるような状態にはありません。
どちらかと言うと2018年のVIXショックのような、まだそのくらいの調整程度に見ております。後出し感想で恐縮ですが、やはり2万円は膨れ上がりすぎました。今回はどこまで守れるか、その真価が問われる局面になりました。
25日線は割ったものの、週足で見れば依然として高高度。こちらはまだ随分と余裕があります。
同画像のちょうど左端が昨年同時期の新高値後の動きとなりますが、昨年は中期線(紫色)がサポートラインとなり、1月決算後の2月に再び新高値を出しました。
予想の一つとしては、このままゆっくりと17,000円まで落下後、1月決算を経て再び反発に向かうというのも考えられるでしょう。昨年同様に中期線(紫色)がまだ昇り傾向にあることと、似たような時期でもあること、また少なくとも昨年よりは経済が動き出していることからも、今年の春から夏のような苦しい展開にはならないのではと考えております。
昨年よりは2週間ほど早まってしまった反落。昨年比で言えば、今回は19,000円くらいが調整底だったのですが、平均線からの乖離(特に10月末の位置)に注目すると、10月末時点で平均線から2000円ほど高い位置にいたことから、19,000円からその2,000円を差し引いた、やはりちょうど中期線が走る17,000円前後が調整底と見るのもひとつです。
本日の日経平均は続落。東証一部の値下がり銘柄数は1989(90.8%)、値上がり銘柄数は159、変わらず銘柄数は32でした。
南アフリカなどで見つかった新型コロナの変異ウイルス「オミクロン型」の感染拡大への警戒が続いた。東証1部の9割以上の銘柄が下げるなど幅広い銘柄に売りが出た。
■日経平均:28,283.92円(-467.70円 / -1.63%)
本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【17,900円】(-895円 / -4.76%)
■最高値:18,390円(11:04)
■最安値:17,850円(14:42)
■値幅:945円(前日終値より)
■出来高:1,408,500
詳しく調べていませんが、値幅945円(5.0%)は確実にコロナショックレベル。慌てた方も多いかと思います。
ひとつだけ言えるのは、900円落ちようと、いまだ上昇戦線異常なしです。
でも2万円前後で買ってしまった方は時間はかかるかもしれません。ちなみに私は2019年の高値づかみで、安定するまで2年かかりました^^;
このペースで赤い矢印(週足長期線)を辿ると、2万円に達するのは2023年秋です。もちろん、コロナが待ち受けていた2019年とコロナが収束に向かう今では、今のほうが条件は良いはずですが。