本日16:00、待ちに待った決算発表がありました。
天候に恵まれない日が多かった中、健闘したと思います。しかしこの下げトレンドが発動している最中では、発表直前となった本日は引き続き様子見といった動きでした。
本日上がりはしましたが、決算の「期待買い」とまでは行かず、上昇は日経平均の1.45%に対してわずか1.00%。今も上げるには重い状態が続いております。
前日の米株安を受けた売りが先行したが、心理的節目の2万1000円に近づくと押し目買いが優勢となった。月末を控え、日本株の組み入れ比率を維持するために年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)などの国内年金が買いを入れたとの見方もあった。
■日経平均:21,457.29円(+307.49円)
オリエンタルランドが30日発表した2018年4~9月期連結決算は、純利益が前年同期比2%増の433億円と4~9月期としての最高を更新した。東京ディズニーリゾート(TDR)の35周年イベント効果で集客が好調だった。地方からの来園者が増え、ホテル事業の収益も伸びた。
本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【10,160円】(+100円 / +1.00%)
■最高値:10,180円(12:52)
■最安値:9,976円(09:00)
■値幅:204円
■出来高:884,800
+100円で1%。
久しぶりに、計算しやすい株価まで下げてしまったのだなと実感。
本日の最安値は寄り付き時の【9,976円】。5ケタを割ったのは、2/6の【9,910円】、2/9の【9,909円】に次いで今年3度目(終値はいずれも1万円台)。
このときの日経平均の最安値は、2/6が【21,078円】、2/9が【21,119円】。わかりにくいのでまとめると以下です。
<最安値の比較>
本日 | 2/6 | 2/9 | |
日経平均 | 21,035円 | 21,078円 | 21,119円 |
OLC | 9,976円 | 9,910円 | 9,909円 |
余計わかりにくですね(笑)。
要するに、日経の大きな下げにOLCもほぼそっくり同調したということです。
その後、日経平均は3/26に【20,347円(今年最安値)】まで落ちておりますが、OLCは優待月ということもあってか、この下げはギリギリで回避。
今回もなんとか5ケタをキープでき、そして今回の決算も、良い報告です。
本日の発表は、「35周年イベントの中間報告、順調です!」と前向きに捉えたいと思います。
世界的株安に振り回された10月でしたが、2月のショック時も、原点復帰の【11,000円】までは2ヶ月以上、そして新トレンド線がこのラインを抜けたのは5月の半ばですから、完全回復には約3ヶ月半かかっております。
12,000円を突破した興奮を思うと、またしばらくは苦しく地味な日が続くと思いますが、少なくとも業績は上を向いています。
残念ながらコンセンサス予想を下回ってしまいましたが、今年は最悪の気象条件下にあったということも鑑みて、その中での10%の増益を信じましょう。
7月のような【+510円(4.39%)】は難しいと思いますが、とりあえず明日は連騰を決めて10月を終わりたいですね。