終値15,000円。オリエンタルランド株、増え続ける信用倍率は6.85倍。

今日も逆行高で寄り付いたスタートでしたが、昨日よりも力なく終わってみれば日経平均より若干大きめの落下で終了。

そして昨日発表された先週の信用倍率は6.85倍で今もなお2017年からの記録を大幅に更新中。

何度か書いておりますが、6倍まで増えたのは過去10年で2015年、2016年、そして今回の3回目。いずれも株価は低迷し、2016年は過去10年で唯一マイナスを喫した年となります。

過去2回の詳細は以下の通りです。

2015年

最高倍率は8/21に記録した7.18倍。2.5倍まで下げるのに約70日かかり、1倍を切ったのは翌年2月で、半年かかっています。

上は、その当時の株価の推移です(株式4分割とチャイナショックの年)。年始の貯金があったことで年間終値ではプラスとなりましたが、倍率が7倍になってからは苦しい相場になりました。

当時の心情をざっくり推するに、2014年から続いた大上昇で少々感覚が麻痺し、それから5ヶ月間に及ぶ調整、そこに直前7月のプチ反発も焚き付けたか、そろそろ反発しても良い頃かという判断があったかもしれません。

この推測、今回に当てはめると以下のようになります。

今回の心情をざっくり推するに、2月の新高値で少々感覚が麻痺し、それから5ヶ月間に及ぶ調整(ここは全く同じ)、そこに直前5〜6月のプチ反発も焚き付けたか、そろそろ反発しても良い頃かという判断があったかもしれません。

と、結構似通った点がありますね。

2016年

最高倍率は11/4に記録した6.37倍。2.5倍まで下げるのに約40日かかり、1倍を切ったのは翌年3月後半で、4ヶ月半かかっています。

上がその当時の株価の推移で、2015年に比べると比較的早めの回復に見えるかもしれませんが、株価は6000円を底にこのまま5月まで力のない推移が続きました。

こちらが当時年が明けてからの目標株価の推移で、特に12月〜1月、それから2月〜4月は閑散としていたことからもその力のなさ(注目度の低さ)は今と似ていましょうか。

もちろん条件から何からすべてが違いますから鵜呑みにはできませんが、過去2回は回復にそれなりに時間がかかっています。

このもやもやが完全に解消した(もう二度と下がらなくなった)のは2017年5月。

当時どのような材料が投下されたかといえば大きく以下の3つです。

①6月末まで自社株買い
②日経新聞「私の履歴書」に加賀美会長が連載
③ニモ&フレンズシーライダーオープン

これが突然いっぺんに来ました。自社株買いは大きな材料とされていますが、密かに私の履歴書も大きいでしょうか。当時はこの履歴書を読むのが毎日楽しみで、それは今もスクラップして保存してあります。

また、2019年にも大きな上昇がありましたが、当時の大きな材料は以下のようなものです。

①35周年決算
②ソアリンオープン
③ファンタジースプリングスの詳細発表
③オリンピック特需の期待(推測)

逆に言うと、風向きを変えるにはこのレベルの明るいニュースが2〜3発入らないと本上昇には至らないかもしれませんね。

ファンタジースプリングスは確かにまだ2年先ですが、この材料はすでに2019年に消化してしまっているわけでもあり、株主をうならせるにはこれを超えるサプライズが必要です。

コロナで集客すら制限される現在、やはり2015〜2016年同様の本反発にはそれなりの時間がかかってしまいましょうか。さすがにそろそろ疲れは隠せませんが、この我慢比べ、私は耐え抜いてやろうと思っています。

2019年の高値圏でつかんでしまった200株分は、モヤモヤのままそろそろ2年が経ちます。

本日の日経平均は続落。東証一部の値下がり銘柄数は1648(75.1%)、値上がりは473銘柄、変わらずは69銘柄でした。

新型コロナウイルスで感染力の強いインド型(デルタ型)が世界的に感染拡大している。先行きの景気動向が懸念されるなか、日本株には売りが優勢だった。

日経平均続落、終値57円安の2万7584円: 日本経済新聞

■日経平均:27,584.08円(-57.75円 / -0.21%)

本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【15,000円】(-140円 / -0.92%)

■最高値:15,215円(09:00)
■最安値:14,995円(12:37)
■値幅:220円
■出来高:445,000

プラスで寄り付いた株価でしたが、昨日の逆行高の分売られた形です。上げる時に上がらなかった株価は力なく、結果として日経平均より下げてしまいました。

ところで今日は私、親知らずを抜いてきました。抜いた時間はお昼の12時前。まさに後場は私の気分を象徴しているような動きでした^^;

親知らずを抜いたのは今回で3回目。私は3本生えた人なので、これで全てがなくなりました。

ちなみに親知らずが生える確率は、0本から4本まで、全て同じ確率で5分の1らしいですね。私は上2本、下1本が生え、今回抜いたのは下の親知らず。

今は、これから来るかもしれない(?)痛みに少し緊張気味ですが、以前抜いた後の記憶が2本ともあまりなく、記憶がないということはあまり大事にならなかったのだろうと概ね気分は良いです。

現在抜歯から9時間が経ち、当然違和感はあれど痛みという痛みはありません。なぜならすでに痛み止めの薬は3回投与。結構ビビりです(笑)。

でも結論として、抜いてよかったです。

今回どうして長い間抜かなかったのかと言うと、歯医者さんには事あるごとに「邪魔だから抜きなさい」とかれこれ5年くらい言われながらも、あっても特に支障はなかったからです。何より本人が邪魔だと思っていなかったわけでもあり。

加えて、「こりゃ抜くのは大変だ」「抜く人紹介するから行ってきな」と脅かされてもいました(笑)。

毎回、「オマエが抜くんじゃないんかい!」と心でツッコミながらも。

今までは全部その先生に抜いてもらっていたので、このことも拍車をかけて恐怖でした。ビビリなので。

今回結局抜く決心をし、初めて「口腔外科」を訪れたのですが、抜くまでにかかった費用は以下(3割負担の実払い額)。

●1回目:6,870円
初診料、レントゲン、CT撮影など

●2回目:1,010円
内科初診料、PCR検査

●3回目:4,320円+630円(お薬代)
手術代(抜歯)、術後レントゲンなど

●合計:12,830円

想像より少しお金がかかってしまった印象ですが、大きめの総合病院だったこともあって事前に内科のPCR検査が必須だったり、抜歯後の確認のレントゲンなど至れり尽くせりでした。

こういう部分は、さすが個人の歯医者さんよりもしっかりしていたでしょうか。コスパと手間だけで考えるなら判断は分かれるかと思いますが。

今回担当してくれた先生は、若めな印象の女性の方で少々不安がよぎるも(完全な偏見、失礼しました)、歯科衛生士さんの言葉遣いや接し方も含めて完璧な仕事に恐れ入ったというのが印象です。

作業時間はサクッと5分くらいで、数年間さんざん脅かされていただけに逆に肩透かしです。こういうとき、女性の方が思い切りがいいのでしょうか^^; 

以前は確か抜く際に「ゴリゴリゴリ…」的な振動が脳に伝わって、痛みはなくとも恐怖は感じていたものですが、今回はそれもありませんでした。下の歯だったからでしょうか。

事前に「抜きにくい場合は歯を切ってから取る」なんて言われていたので、その技が出たのかもしれません(本人何もわかりません。というか、怖いのでわかろうともしません(笑))。緊張気味の私に、常に「だいじょぶですよ〜」と声を掛けてくれていたのも安心でした。

歯医者さんってある意味職人芸だと思うので、誰が作業をするかでも変わってくると思っています。今回担当してくれた先生と衛生士さんのとても気持ちの良い接し方とその腕に、思わずハッピーマイレージを渡してきました😊

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