東京の新規感染者数は243人で、本日も過去最多更新。
オリランドは5/8以来約2ヶ月ぶりに、14,000円を割っての大引けとなってしまいました。
個人的なコロナに関する考え方は昨日書いた通りですが、少し気が緩み始めてまた増えてきたということは、5月の緊急事態宣言の取り組みは、感染者を防ぐという意味では間違っていなかったことになりましょうか。
しかし今やほとんどのみなさまはある程度の防御策を会得していますし、とにかくワクチンが出来上がって落ち着くまでは、気をつけ続けるはずです。もちろんそれでも感染するときはしてしまうわけですが、今頃過去最多が出てしまうことは残念でなりません。
オリランドにとってももちろん良いニュースではなく、完全な「防戦期」に突入です。ただ当時のパニック時のような投げ売りは見られず、トレードをする側も今となってはさすがにその辺は心得ているようにも見えます。
上は週足ですが、平均線(紫色と赤色)の交差は、、、していますね、確実に。
2016年1月以来、実に4年半ぶりの「週足デッドクロス」です。
2016年は過去10年で唯一マイナスをつけた年。デッドクロス後の1年間で、約25%も下落しました(MAX8,000円→6,000円)。
もちろん当時より今回の方が財務的ダメージは遥かに大きく、少々乱暴に当時に当てはめてみるならば、MAXを15,000円とすると、【11,250円】までの落下も考えられる(?)ということになります。
また当時から今回までは、チャート的には実に堅実で出来すぎた上昇を見せており、あえて悪く考えるならば11,250円くらいまでの落下(調整)はあってもおかしくなかろうと見ることもできるでしょう。
今年3月に12,000円のNISAライン下で多くの買いが入った事実もあり、私も当時は底を見た気がしましたが、その時買いに動いた方々の気持ちが現在どう変わっているかにもかかってきますね。
3月当時はまだ、GW前の開園もまだ視野に入っておりました。
今日はちょっと悲観的に考えてしまいましたが、4年半ぶりの週足デッドクロスはそれほどに重く、今日の私と同様に、AIも含めてマイナスに考える方が増える転機となったのではないでしょうか。
そして先程、TDRでの大型イベント中止の速報も入っておりました。
毎年人気を集めているハロウィーンやクリスマス、お正月などのイベントの中止を決めた。両パークで例年実施していた大みそかの特別営業「ニューイヤーズ・イヴ」も実施しない。
今回のデッドクロスポイントは14,250円付近。一時的な落下であれば良いのですが、厳しさは増してまいりました。
本日の日経平均は反落。東証一部の値下がり銘柄数は1935(89.5%)、値上がりは193、変わらずは43でした。
国内外の新型コロナウイルスの感染拡大や中国株安を受け運用リスクを避ける姿勢が優勢だった。
■日経平均:22,290.81円(-238.48円 / -1.06%)
本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【13,865円】(-200円 / -1.42%)
■最高値:14,155円(09:00)
■最安値:13,850円(12:33)
■値幅:305円
■出来高:751,500
出来高がさほど増えてないことからもパニック状態にはなりませんでした。今日は地合いもひどく、単に引きずられただけであれば良いのですが。
いずれにしても勝負の時を迎えました。