今日はハッキリと25日線(紫色)を突き抜け、通常時であれば転機となりうる、とても心強いチャートではあるのですが…。
25日線を抜けたのは、1/24以来。
昨日の大上昇を受けて反落の覚悟をしていましたが、なんと本日は「特買い気配」点灯で9:00には寄り付かず、3分遅れて9:03の寄り付きとなりました。
今回4連騰で上昇したのは【14.99%】。
当然まだ全く信用ならない株価ではありますが、ひとまずどのような動きとなっているのかを簡単にまとめてみました。
まずどこを基準とするかですが、最も高い終値を記録した「①昨年10/9」と、あからさまなコロナ急落を受けた前日の「②1/24」を基準とすると以下のとおりです。
①10/9【16,980円】
②1/24【15,725円】
③2/28【11,620円】(最安値)
④本日の終値【13,880円】
→①10/9〜③2/28:-31.6%(最大)
→①10/9〜④本日:-18.2%(13.4%減少)
→②1/24〜③2/28:-26.1%(最大)
→②1/24〜④本日:-11.7%(14.4%減少)
要するに現在、10/9を基準とすると【-18.2%】、1/24を基準とすると【-11.7%】の下落位置ということになりました。
落ち着くまではまだ全くわかりませんが、一旦は、許せるレベルの下落率まで戻してくれたのではないでしょうか。
2011年の震災時の最大下落率は【-27.9%】ですから、②1/24のコロナショック前夜を基準とした場合、ひとまずは震災下落を超過せずにリバウンドできたということになります。
さらに、日経平均と比較すると以下となります。
OLC | 日経平均 | |
①10/9 | 16,980円 | 21,456円 |
②1/24 | 15,725円 (-7.4%) |
23,827円 (+11.1%) |
③2/28 (最安値) |
11,620円 (-26.1%) |
20,916円 (-12.2%) |
④本日 | 13,880円 (+19.4%) |
16,726円 (-20.0%) |
①10/9〜④本日 | -18.2% | -22.0% |
②1/24〜④本日 | -11.7% | -29.8% |
全てオリランド中心の比較基準日なので相当偏った結果になっているはずですが、「②1/24〜④本日」の比較では、日経平均の半分以下のダメージまで回復。
後は、今回の閉園で「各々が予想する入場者数、本決算」が下振れさえしなければ(?)、というところまで来たのでしょうか。
怖いのは、「さらなる休園延期」と「閉園を加味した予想以上の大きな下振れ」。
また、もちろんオリランドも含め、今後の度重なる下方修正による下落も視野に入れつつ、まだまだ暴風域の真っ只中であるということは肝に銘じておきたいです。
昨日のラジオ日経では「日本は良い傾向に向かいはじめている」と話していましたが、オリンピックの開催など、日本だけで解決できない問題も抱えたままです。
ちなみに本日のラジオ日経アンケートでは、「オリンピックは延期すべき」が過半数でした。もうそのような風潮になってきてしまったんですね。
本日の日経平均は3年4カ月ぶりの1万7000円割れ。東証1部の値下がり銘柄数は1298(60.1%)、値上がりは835、変わらずは33でした。
またも米の先物ブレーカーが落ちたみたいです。
日本時間18日午後の時間外取引で米株価指数先物が大幅安となり、取引を一時中断する「サーキットブレーカー」が発動。同日夜の米株式相場への警戒感が高まり、先物主導の売りが膨らんだ。
■日経平均:16,726.55円(-284.98円 / -1.68%)
本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【13,880円】(+645円 / +4.87%)
■最高値:14,260円(12:42)
■最安値:13,545円(09:36)
■値幅:1,025円(前日終値より)
■出来高:3,504,300
14:00以降の下落は、日経共々米のブレーカー落ちによるものです。ただそれでも645円の大上昇をどう見ましょう。
3月優待にしては少々ハリキリ過ぎだと思いますし、まさかビックリ入場者数が控えているわけはないでしょう(そもそも閉園中^^;)。某買い入れと信用売りの買い戻しがやはり濃厚な線なのでしょうか。
いずれにしても、ひとまずコロナの半値以上の戻し。当然これでまた新たな信用売りが入ったはずですから、さらに買い入れが入った場合はまさか一気に、なんてことも考えられなくもないですね。
しかし上がればまた落とされるだけですから、とにかく今は出来高が落ち着いてくれることを祈るばかりです。
果たして開園通知はいつ入るのか。待ち遠しいですね。
奇跡は起きるか?!富士フィルム!!
アビガンを投与しなかった人たちは62.22%が改善したのに対し、投与したグループは91.43%だった。