昨晩のアメリカ、それから本家ディズニーの大失速に今日も覚悟はしていましたが、予想とは裏腹に逆行高。
そんなウォルト・ディズニー(DIS)は、ほぼコロナショック時同等の株価まで落下しました。
そのまま乱暴にオリランドに置き換えるなら、「12,000円相当」まで落下中ということになります。力を入れている媒体、つまり売上の内訳は大きく違うと言えど、やはり全くの他人事でもありません。
しかしオリランドの期待は、2023年の40周年、そしてその決算が出揃う翌年でもあり、過去2回は大きく上昇しました。
過去10年でマイナスだった年は2016年のみ。コロナでも上昇、そして今年は日米失速でも現状維持と、冷静に比較するに今でも強気にあるのは全ては来年、再来年の期待によるものかもしれません。
しかしここまで昇り続けてきたオリランドも、再来年には2016年に発表した中長期計画がすべて出尽くしとなります。新エリアのオープンでしばらくは延命できるかもしれませんが、さらなる上昇となると、このままですといよいよどうかという心配も。
考えてみれば今までは、ソアリン、美女と野獣、オリンピック、ファンタジースプリングスと、常に「未来」がありました。
また、分割要請の圧力もオリランドにとって他人事ではありません。
「高根の花」銘柄が活況 東証要請で株式分割に期待: 日本経済新聞
そろそろ2万円に到達しようとしている週足長期線(月足2年)。果たしてどこまで昇り続けられるでしょうか?
本日の日経平均は続落。東証プライムの値下がり銘柄数は1141、値上がりは620、変わらずは76でした。
米中間選挙が予想外の接戦となり、政治・経済の先行き不透明感から前日の米株が下げた流れを受け、売りが優勢になった。日本時間10日夜に10月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、午後の相場は動きが鈍かった。
■日経平均:27,446.10円(-270.33円 / -0.98%)
本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【19,600円】(+130円 / +0.67%)
■最高値:19,680円(09:06)
■最安値:19,460円(11:07)
■値幅:220円(前日終値より)
■出来高:591,900
■引け成り:95,000売り