オリエンタルランド、3Q発表とチケット値上げと新エリア延期と自社株取得のTOB。

本日は、3Q決算発表以外にいろいろなお知らせに襲われていまだ整理できていない私です。

ざっくりで恐縮ですが、順番に見ていきましょう。

決算は、先週末に日経新聞のマイナス煽りがありましたが(しかも週末はマーケット欄のトップに掲載し続けられたという悪意も(笑))、個人的には特に大きな事故もなく、順当な結果だと思いました。

もちろん昨年には及びませんが、一昨年比では概ねプラス傾向で恐らくみなさまの想像通りという結果だったのではなかったでしょうか。

もちろんこれが株価にどのような影響があるのか、織り込み済みだとかそうでないとか、一時的な上下動はわかりませんが、決して悪い決算ではありません。

2020年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

4月1日からチケット値上げ

次に、チケットの値上げ。

「東京ディズニーランド®」「東京ディズニーシー®」チケット価格の改定について

昨年消費税10%になった際に、大人1デーパスポートが100円上がって7,500円となりましたが、今回はさらに700円アップの「8,200円」に。

行っても「7,900円」あたりにワンクッション置いてくると思っていましたが、突然の9.3%の大幅アップに、この辺も意見が割れるところだと思います。

ちなみに、今までのパスポートの値上げの推移は以下。

<東京ディズニーチケットの値段推移>
1983年:3,900円 
1987年:4,200円 (+300円)
1989年:4,400円 (+200円)
1992年:4,800円 (+400円)
1996年:5,100円 (+300円)
1997年:5,200円 (+100円)
2001年:5,500円 (+300円)
2006年:5,800円 (+300円)
2011年:6,200円 (+400円)
2014年:6,400円 (+200円)
2015年:6,900円 (+500円)
2016年:7,400円 (+500円)
2019年:7,500円 (+100円)
2020年:8,200円 (+700円)

この推移を見ると、今回は思い切りましたね。

高いか安いかは感じ方次第ですが、世界の価格と比べると以下の通りです(円換算はザックリです)。

■カリフォルニア(フロリダも同じくらい)
Peak:$124(約13,500円)
Regular:$110(約12,000円)
Value:$97(約10,500円)

■上海
Peak:499元(約8,000円)
Regular:370元(約6,000円)

■パリ
€72(約8,000円)

■香港
HK$589(約8,000円)

諸々の事情もありますので一概に比較はできませんが、こう見ると8,200円でも決して高くはないかと思います。むしろ、7,500円が安すぎたかと。

新エリアオープンの延期

意外と後々効いてきそうかなと思ったのがここです。

東京ディズニーシー®大規模拡張プロジェクト 開業予定時期変更のお知らせ

オフィシャルでは「一部の施設の仕様の決定に時間がかかったため」とあり、仕方がなかったと思いますが、正直なところは、できれば22年に一発材料を投じておきたかったのではないでしょうか。

今回の延期によってリズムに変動があり、21〜22年がどうしても間延びしそうな心配もあります。いずれにしても24年には40周年イベントがありますから、23〜24年と立て続けに大きく盛り上がりそうではありますが、それまでどう持たせるか。

TDR、4月に値上げへ 「シー」拡張は23年度に延期:日本経済新聞

自社株取得のTOB

これはちょっと判断ができませんでしたので、過去の例を調べてみました。

オフィシャルの資料によると、過去以下の時期に同様のTOBを行ったそうです↓

この期間に株価にはどのような影響があったのか。気になりますよね?見ていきましょう。

①2005年5月18日〜6月7日

■TOB直前:1,605円
■TOB開始:1,605円〜1,595円(-0.6%)

②2008年5月23日〜6月19日

■TOB直前:1,600円
■TOB開始:1,570円〜1,580円(-1.3%)

③2010年2月16日〜3月15日

■TOB直前:1,590円
■TOB開始:1,600円〜1,615円(+1.6%)

④2011年2月4日〜3月4日

■TOB直前:1,945円
■TOB開始:1,975円〜2,065円(+6.2%)

もうおわかりかと思いますが、、、すみません、全くわからないですね(汗)。

ということで、同じ「自己株式の取得及び自己株式の公開買付け」を行った他社をいくつかピックアップしてました。

メルコHD(2019.8.5〜9.2)

新明和(2019.1.22〜2.19)

クレスコ(2019.6.27〜7.25)

SANKYO(2019.8.7〜7.25)

メディバル(2019.8.1〜8.29)

以上、本当に申し訳ございません、輪をかけて混乱させてしましましたm(__)m

無理やりまとめると、

「直ちに人体への影響はない」

とだけしておきます。

現在PTSは奇跡的に上昇を見せているようですが、判断はできません。

そんなことよりも早く、ウイルスをぶっとばせ。

株の優良ブログ検索はこちら↓

にほんブログ村 株ブログへ にほんブログ村 株ブログ 株式投資情報へ にほんブログ村 株ブログ 米国株へ

スポンサーリンク
関連記事



スポンサーリンク
トップへ戻る