終値15,205円。オリエンタルランド株、今の状況では多くは望めません。

緩やかな降下が続き、滑走路(25日線)がそろそろ見えてきました。1,500円あった乖離は現在約400円。

失速気味ではありますが、ひとまず平均線までは四の五の言わず、といった考えです。15,000円に到達するまでは滑空を続けて欲しいのもありますが、今の状況では多くは望めません。また平均線まで降下しても、バウンドしていく力があるかと言えばこれもやはり疑問でしょう。

そもそも今この水準で推移するのも奇跡と言えばそうかもしれません。

本日早朝に日経新聞に記事が出ていました↓

ディズニーリゾート、臨時休園でも投資続ける底力:日本経済新聞

臨時休園を続けるなかでも強気を崩していない。総額2800億円強を投じるエリア拡張などは予定通り進める。新型コロナウイルス下での積極投資を支えるのは豊富なキャッシュと、東日本大震災前の2倍以上となった効率的に稼ぐ力だ。

当面の事業継続に問題はなさそうだというのはなんとも心強いですが、「入園者数が50%以上減ると、通年で赤字に転じる可能性が高い」とのこと。

かれこれ3ヶ月以上の休園で、今期はその2ヶ月分にあたります。

もしも7月に開園した場合、残り9ヶ月で毎日の入園者に5割までの制限が入ったとすると、通年で62%の入園者数減となり、赤字になりそうです。

50%を上回るには、7月開園とすると、毎日6割以上入れないと達しません。

社長の言う通り、私も必ずゲストは戻ると思っていますが、上昇トレンドを描いていくのは少なくとも今年は難しいかなと考えております。

強気の企業側と圧倒的ブランドは、果たしてこの現実に勝つことができるか、ですね。

本日の日経平均は4連騰。いやはやビックリ強いですね。しかし東証一部の値上がり、値下がり銘柄数は拮抗し、値上がりは1032、値下がりは1026、変わらずは111銘柄でした。

米経済指標の改善を受けて景気回復期待が高まり、前日の米株式市場で主要3指数がそろって上昇。リスクオンムードが世界で広がるなか、円相場が円安・ドル高に振れたこともあって、景気に敏感な主力株に買いが入った。

東証大引け 3カ月半ぶり高値、米株高と円安が追い風 景気回復に期待:日本経済新聞

■日経平均:22,695.74円(+81.98円 / +0.36%)

本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【15,205円】(-270円 / -1.74%)

■最高値:15,560円(09:00)
■最安値:15,110円(11:18)
■値幅:450
■出来高:1,089,400

出来高は6月に入って初めての100万超え。まだまだ注目度は高いです。

今日も地合いに引き上げられた形で始まりましたが、やはり苦しかったようです。相場全体的にも利益確定売りが入ったとのことでした。

昨晩はウォルトディズニー(DIS)が3%近く上昇したので、もしやとも思いましたが、こちらはコロナ前と比べてもまだ約15%も低い位置を推移。

でも、オリランドもこのくらいのほうがまだ納得いきましょうか。いち早く全戻しを決め、それほどに期待値が高いというのは嬉しい限りですが、行き場を失ってしまった感もあり。

現在はダウ先物もひとまず一旦という気配がありますので、オリランドも一旦は25日線までというのはいつ来てもおかしくないでしょう。

とりあえず25日線までなら、いつでも覚悟は決まっています。

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