※オレンジ:日経平均
7月末の1Qは増収減益で、売上は伸びたものの総じて新エリアのコストが膨らんでしまいました。翌日はその失望売りとも言われてはおりましたが、地合いと比較するとほぼシンクロ状態でもあり、これはもうなんとも言えない一面もありましょうか。
しかしオリランド単体で見ると、週足線が完全にデッドクロス。現在の中期線(紫色)は長期線(赤色)に対して「マイナス5.7%」ほどで、さらに拡大中。
このデッドクロスは2017年7月のGクロスから数えて過去7年間で2回目。
1回目の2020年7月(時期尚早の開園ショック)は「マイナス2.1%」で反発できたことからも、今回の落下はコロナショック時を上回るばかりか、過去7年の流れを変える程の揺れにもなってしまいました。
どれだけ揺れようがこのラインだけは死守してきた7年間。大きな転換期を迎えてしまったと取るか、この局面、オリランドに限ったことではないと割り切るか。
でもひとつだけ言えるのは、決して企業の価値が落ちたのではないであろうということ。
コロナショックのときは、これを信じてただひたすらに待ったことを思い出しました。
日付 | 売残 | 買残 | 売残増減 | 買残増減 | 信用倍率 |
---|---|---|---|---|---|
2024年7月26日 | 537,000 | 5,851,500 | 59,600 | 22,600 | 10.90 |
2024年7月19日 | 477,400 | 5,828,900 | -29,200 | 143,100 | 12.21 |
ちなみに先週の信用倍率は、過去最大の「12.21倍」から若干下がるもまだまだ過去最大級は続きます。
去年の分割に続き新NISAで爆増した投資家。そして4月の好決算と新エリアで過去最大に膨れ上がった信用倍率。
損切るのも一局、我慢するのもまた一局。今夏は試される期間に突入です。
しかしこの倍率はやっぱり苦しいか、少なくとも今年は(?)。
本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【4,014円】(-90円 / -2.19%)
■最高値:4,116円(11:03)
■最安値:4,000円(09:03)
■値幅:116円(前日終値より)
■出来高:6,644,400
■引け成り:1,173,800買い