終値21,885円。オリエンタルランド株、前回分割時との高度を比較してみました。

先週たまたま書いた、3月の週末引け買いジンクス(?)が当たってしまったか、-1.5%までは行かずも日経平均とは逆行安で進行。

しかしいまだ25日線(紫色)下に潜る日経平均と比べると巡航高度を保てていましょう。

さて、いよいよ3月最終週。2万円台最後の週となりました。

ちなみに「24,850円」の新高値を出したのは昨年3/25で、あれから1年が経過。新高値が1年以上出ないのは、2017年のトレンドが始まってから最長記録となります。

といった書き方をすると、その「言葉の印象」から勢いが落ちてきたようにも思えますが、とにかくあの「24,850円」が常軌を逸する高さであったため、少なくとも勢いが落ちてきたというイメージは私にはまだわいていません。

前回(2015/3/27)は、当日に「8%」の上昇。しかしその勢いは翌営業日寄り付きまでで、翌営業日は「-0.8%」、翌々営業日には「-6.6%」で、分割から2営業日後には元に戻ってしまい、その後の推移はご覧の通りです。

※チャート:TradingView(4661)より

しかしこれではそもそもの当時の高度(注目度)がわからないので、前後を少し拡大して平均線を表示すると以下の通り↓

分割前日(3/26)の終値(36,000円(分割後換算で9,000円))の高度を調べてみると、現在と比較すると概ね以下のようになりました↓

  2015/3/26 現在
25日線から +4.0% +0.7%
75日線から +18.5% +6.2%
週足長期線から +78.8% +9.2%

2015年は、前年2014年に30周年決算のオバケ上昇があった分そもそもの高度が非常に高く、特に週足長期線からは「+78.8%」とあり得ない乖離を出していました(ちなみに昨年3月の新高値時でも「+62%」くらいです)。

当時を後出しジャンケンで考えてみると、前回の分割は跳ね切った株価の良い調整きっかけになったようにも考えられますかね。

それに比べると現在は比較的健全であり、もちろん前回の動きは意識するものの、前回ほどの傷は負わないのではという予想も。さらに「30周年後」だった前回と大きく違い、今年はすぐに40周年、それからエリア拡大というイベントが控えてもいます。

昨年春の大揺れの傷口が記憶に新しいことも、ここに来て良い抑止薬となるのではという期待も(?)。

いずれにせよ3/31、特に週明け4/3は大きな動きが予想され、いろんな仕掛けが入ることでしょう。どちらに動いても冷静に参りましょう。

本日の日経平均は反発。東証プライムの値上がり銘柄数は1239、値下がりは515、変わらずは82でした。

米株式相場の上昇が支えとなったほか、3月期末の配当取りを狙った買いが優勢だった。ただ欧米を中心とする金融システムへの不安が根強く、上値は重かった。

日経平均反発、終値91円高の2万7476円 – 日本経済新聞

■日経平均:27,476.87円(+91.62円 / +0.33%)

本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【21,885円】(-155円 / -0.70%)

■最高値:22,215円(09:19)
■最安値:21,865円(14:44)
■値幅:330円(前日終値より)
■出来高:817,000
■引け成り:109,200買い

2022年の株価の推移はこちら

円建保有証券 日本株評価額計 損益 損益(%) 前回比 30,652,703......

株の優良ブログ検索はこちら↓

にほんブログ村 株ブログへ にほんブログ村 株ブログ 株式投資情報へ にほんブログ村 株ブログ 米国株へ

スポンサーリンク

フォローする

関連記事



スポンサーリンク
トップへ戻る