-315円は8月で一番大きな落下日となりましたが、チャートを見る限りは自然な反落にも見えます。25日線(紫色)との乖離は5.1%で、このくらいの高さのほうが落ち着いて見られます。
その25日線も概ね「6営業日で+500円」の角度で、ほぼ今年2〜3月の新高値時と同等。来週末には20,000円に達するかというペース。
出来高52万はこの時期は例年通りで、来週は30〜40万台まで落ちるかと言ったところですが、米ディズニーの決算もあり、そして何より8/17〜8月末は過去5年負けなしという実績にお盆明けには今年も期待がかかります。
8/17〜8/31の成績 | |
2017年 | +1.1% |
2018年 | +0.8% |
2019年 | +2.0% |
2020年 | +2.4% |
2021年 | +6.6% |
平均 | +2.6% |
ではお盆中はどうだったのかというと以下です↓
8/10〜8/17の成績 | |
2017年 | +1.6% |
2018年 | -4.2% |
2019年 | +0.3% |
2020年 | +6.6% |
2021年 | +4.3% |
平均 | +1.7% |
こちらは±0くらいなイメージでしたが、お盆中だけに絞っても結構好成績でした。
しかし今年は跳ね上げた直後でもあり、かつ25日線との乖離は「+5.1%」ですから、どちらかというと昨年や一昨年(いずれも平均線下)よりも、2018年(+5.0%)、2019年(+5.6%)に近い形になりましょうか。
さらに「決算で跳ねた」という点では、この中では唯一マイナスの2018年に最も似ている形にも見えます。
当時は残念ながらお盆明けで25日線(紫色)下に潜り込み、8/22には75日線(赤色)まで降下してしまいました。
ただ4月本決算直後からの3ヶ月半を比較すると、2018年はすでに「+13.3%」、今年はまだ「+3.6%」ということで、かつGクロスも重なっていることからも25日線でもうひと跳ねあっても良い気もしますがどうか。
本日の日経平均は続落。東証プライムの値下がり銘柄数は896、値上がりは874、変わらずは68でした。
企業決算を材料にした個別物色が続いたが、7月の米消費者物価指数(CPI)の発表を日本時間夜に控え、午後は様子見ムードも強まった。
■日経平均:27,819.33円(-180.63円 / -0.65%)
本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【20,490円】(-315円 / -1.51%)
■最高値:20,795円(09:00)
■最安値:20,370円(12:43)
■値幅:435円(前日終値より)
■出来高:525,800
■引け成り:76,500買い