感染者数が減少傾向にあるにしても少々出来すぎか、はたまた皮肉にもウクライナ問題の捌け口となっているのかはわかりませんが、昨年は見られなかった25日線(紫色)に絡む堅調な推移を見せております。
周知の通り、業績は回復傾向にあるものの今期予想の売上高はいまだ2019年の約半分。これでもついこの間まで新高値連発と、誰も説明できないようなこの銘柄の強みとは何でしょう。
個人的には大きく2つあると考えています。
ひとつは、さほど外的影響を受けない自立成長。
コロナで1年伸びはしましたが、誰がなんて言おうと、小麦粉や石油が値上げしても「ファンタジースプリングス」は来年オープンするのです。この構想はすでに4年以上前に発表しており、いわゆる「数年後の中長期的な成長」がほぼ間違いなく達成されるという点。
ふたつ目は、熱狂的ファンの絶対数。
熱狂度や増減数は計れませんが、「年々ファンが減っている」とは到底思えません。少子化問題を指摘する記事もたまに目にしますが、でも今最もお金を持っていて暇を持て余している世代は、子育てが終わった団塊ジュニア(アラウンドフィフティ)です。
もちろん50年後はわかりません。しかし少なくともあと10〜20年の日本は、マネタイズを図るならこの世代を中心に回さざるを得ないでしょう。そして、この世代のディズニーファンというのが、今の株価を物語っているんじゃないかと思っています。
数年前のサイバーエージェントの調査ですが、「スマホゲーム」をやっている層のベスト3は、、、なんと!
1位:40代女性
2位:30代女性
3位:50代女性
です。
これも、自由とお金を手にした世代の動きとして、「ディズニーツムツム」が大流行した裏付けとして合点がいきます。
ちなみに、恐らくみなさんが1位であろうと予想した(?)「10代男子」。こちらは4位です。
10代はとにかくお金がないので、ゲーム時間もそれに比例して制限されてしまうのですね。
よく学校などで問題になるお母さんのお悩みのひとつは、「ウチの子はスマホゲームばかりやっていて」、、、
って、ホントか?
「お母さんが一番やってるんじゃないの?!?!」
なんて、先生は、口が裂けても言えないのです。
また、「アラフォー」という単語がいつ生まれたか思い出せますでしょうか。
私の記憶ではピッタリ10年前です。
つまり、今の50歳が40歳になったとき。当時最も人口が多かった40歳、この世代をどうにかキラキラ盛り上げようと生まれた単語だったと推測しています。
あれから10年、時代はアラフィフ。
となると10年後はもうおわかりですね。時代は「アラウンドシックスティ」です。
本日の日経平均は反発。東証一部の値上がり銘柄数は1445、値下がりは655、変わらずは80でした。
外国為替市場で円相場が1ドル=117円台後半まで円安・ドル高となり、輸出採算改善の思惑から自動車や機械など輸出関連株が上昇した。日経平均の上げ幅は400円を超える場面があった。
■日経平均:25,307.85円(+145.07円 / +0.58%)
本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【22,100円】(+490円 / +2,27%)
■最高値:22,370円(09:20)
■最安値:21,655円(09:00)
■値幅:760円(前日終値より)
■出来高:866,200
■引け成り:95,100売り