10時台には一時17,585円(前日比-545円)まで下げるも、長い下ヒゲを作って大引け。下げきっても全くおかしくなかったのですが、これが勢いに乗っている表れかもしれません。
25日線(紫色)は昨年12月、今年2月に続いて3度目の17,000円到達。到達時の株価との乖離は以下。
到達時 | 株価 | 乖離幅 |
2020年12月7日 | 17,875円 | 約800円 |
2021年2月24日 | 18,280円 | 約1200円 |
今回 | 17,945円 | 約900円 |
だからなんだ、とうことでもありますが、下の16,000円時とは違って全て跳ね乗った状態での到達。前2回は、双方とも約2週間で株価は17,000円以下に落ちています。
もちろん状況が違う今回ですが、人の心理はさほど変わらない(今回も2週間で落ちる)と半ば冷めた目で見るか、はたまた今回だけは違うと見るか?
ちなみに、「今回だけは違う」という思考は、投資において一番危ないそうです。
今年は8〜9月の2ヶ月間で21%(3,180円)も昇りました。この上昇角度は、あれほど調子が良かった2017、2019年のどこを見てもありません。
確かに今年は苦しみました。我慢したビールはおいしいですが、そんなにたくさん飲めるものでもありません。
新高値を目の前にして不謹慎かもしれませんが、個人的には、少し駆け足すぎやしないかと冷静に見ております。
2019年10月に、似たような高値圏で増資してしまったへたくそ投資家より(後悔はしていませんが、根には持っています(笑))。
本日の日経平均は5連敗。東証一部の値下がり銘柄数は1981(90.5%)、値上がりは173、変わらずは20でした。
前日の米株相場の下落を受けて、東京市場でも幅広い銘柄に売りが出た。中国や米国の景気減速への警戒が改めて意識されるなかで、短期筋による株価指数先物への売りが膨らみ指数を下押しした。
■日経平均:28,771.07円(-681.59円 / -2.31%)
本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【17,945円】(-185円 / -1.02%)
■最高値:18,050円(09:18)
■最安値:17,585円(10:49)
■値幅:545円(前日終値より)
■出来高:896,000
売られるのは仕方がないものの、日経平均に逆行して11時過ぎから反発。一時は前日比-500円も、引け時には-180円に回復。
今まで地合いに流されるままだったオリランドですが、またレーティング発表も出だして活気づいて参りました。今日の引け成りは14万株の買いでした。