世間はトヨタ減産のプチショックに見舞われたようですが、オリランドには影響がなかったか今日は寄り付きから逆行高。
最高値はピッタリ75日線(赤色)まででしたが、今週は2.5%下げた日経平均に対してなんとか0.6%の下げで耐え、ほぼ現状維持で終えてくれました。
週足では2週連続で長期線(赤色)から上をキープでき、中期線(紫色)とのデッドクロスも気になれど、信用倍率も4倍台に落ち、2ヶ月に渡って下げてきた株価もやっと転機を迎えそうな雰囲気も漂います。
やはり週足長期線が本芯だったか、もし今年がマイナスで終わってしまうことがあっても、これが下を向かない限り2016年よりは良い成績だと言えるでしょう。
最近は、急反発後にすぐに反落という特徴もありましたが、今回はひとまず落ち着きました。なにより、25日線(紫色)上に乗ったということも気分的に大きいですね。
それも、9/12までの人数制限の延長発表があったとしてもですから、現段階では全て悪材料は出し切った感じもありましょうか。
ただ、信用倍率も下がったとは言えまだ4倍台。2017年5月から見ると、2018年末の世界同時株安時に3.2倍に上がったのが最大で、その他はほぼ1倍以下で推移してきたことを考えると、まだ決して安心できる数値でもありません。
むしろ、もう少し下げるための再落下も十分に考えられましょう。引き続き慌てずに参りたいものです。
本日の日経平均は昨年12月以来の安値とのこと。東証一部の値下がり銘柄数は1411(64.2%)、値上がりは693、変わらずは85銘柄でした。
前日にトヨタが新型コロナウイルスの感染拡大などを理由に大幅減産を発表したのを受け、自動車関連株を中心に売りが広がった。上海や香港などアジア株相場や米株価指数先物が軟調だったことも重荷となった。
■日経平均:27,013.25円(-267.92円 / -0.98%)
本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【15,645円】(+180円 / +1.16%)
■最高値:15,750円(09:31)
■最安値:15,505円(09:00)
■値幅:285円(前日終値より)
■出来高:425,100
軟調な地合いの中で、ほぼ窓を明けて上昇するとは思いもしませんでしたが、値幅も出来高も至って冷静。昨日のラグビーチームとの協働とも思えないでしょう。
ここのところ「20日」は窓開け落下が続いた日でしたが、いずれも陽線で、また反発のきっかけにもなった節目の日。
ちなみに今年の「20日(またはその翌営業日)」は3勝5敗。その翌日は5勝2敗です。