かろうじて75日線(赤色)をまたいだ程度で、さほどの恩恵は受けなかったようです。
というのも昨晩、長らく休園が続いて、先日年パス廃止の報道もあったカリフォルニアディズニー開園のニュースが出ていました。
ウォルトディズニーは、早ければ2021年4月1日までに、ディズニーランドやその他のカリフォルニアのテーマパーク、スタジアム、屋外エンターテイメントエリアを再開する予定です。ディズニーストックは月曜日のプレマーケットセッションで約3%上昇しました。
これによって昨晩の本家ウォルト・ディズニー(DIS)は6.2%の上昇で上場来高値。
さらには時間外でも上昇し続け、一時+7%を超えました。
一晩で+7%は、オリランドで言えば私の2017年からの観測史上、調べたら4年間で昨年3/11【+960(+7.82%)】の1回のみしかありませんでした。いかに凄まじい上昇日だったかということですね。
オリランドももしかしたらと期待を寄せましたが、寄り付き後にマイナスに転じるなど残念ながら至って通常運転に見えました。
さて、ディズニーはさておき「世界のリーダー」の失速も気になってくる頃合いとなりました。
昨晩アップルは1月末の最高値から落下率が20%を超えました。ナスダックも2/16の最高値から11%の落下。「アップルショック」という言葉があるように、リーダーが覇気を失うと世界中が迷走する傾向もあるにはあり、警戒はしています。
NYダウはまだ比較的気を吐いていますが、昨年コロナ禍で上昇した銘柄群が息切れを起こしつつあるのがやはり気がかりですね。
年明けに慌てて買い込んだNASDAQ関連の投資信託も次々とマイナスに転じはじめており、またこれも長期戦になりそうだなと腹をくくり始めている今日この頃です。
わかっていてもまた手を出してしまった上昇中の魔力。
もちろんオリランドも然り、気をつけたいものです。
本日の日経平均は反発。東証一部の値上がり銘柄数は1848(84.4%)、値下がりは302、変わらずは44でした。
米追加経済対策の成立期待や外国為替市場での円安・ドル高進行による企業業績の改善期待から、投資家心理が上向いた。日本時間同日の米株価指数先物が堅調に推移したことも追い風になった。
■日経平均:29,027.94円(+284.69円 / +0.99%)
本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【17,265円】(+130円 / +0.76%)
■最高値:17,435円(12:38)
■最安値:17,075円(09:06)
■値幅:360円
■出来高:646,000
値幅、出来高をみてもやっぱり普通の一日で、地合い的にひとまず75日線で引っかかってくれた形。3月はなんとか持ちこたえてくれると思っていますが、失速感はどうしても感じてしまいます。
信用倍率は【0.49】からまた若干上がって【0.55】。落ち着き様子見傾向は変わらずと言ったところです。