比較的大きな揺れに襲われた日でしたが、25日線(紫色)上はかろうじて死守。失速中ではありますが平均線的にはまだ大きなブレなしと言ったところです。
しかし地合い的にもちょっと雲行きが怪しくなってきたでしょうか。米市場もジリジリと崩れ、勢いは一旦失ったようです。でもまだ1年スパンくらいで俯瞰して見れば蚊に刺されたくらいでもあり、間合いを取るための一時的な調整とも取れますね。とにかく好調すぎました。
さてそんな折、オリランドはこの25日線がサポートラインとなるかどうか、チャート的には少し大事な局面を迎えています。
持ちこたえられそうな雰囲気もありますが、実はこの25日線も株価に少し遅れて再び最高値圏を迎えており、こちらも「上場来」がかかっていたりします。
ただ今日も一瞬ヒヤッとしましたが、Gクロス後にこんなに早く75日線(赤色)付近まで落下するのはちょっと過去数年では見られなかったことでもあります。正直、もう少し踏ん張ってくれるはずだとは思うのですが、足元には悪材料しかない中での高値圏、やはり無理のある上昇であったことも否めません。
この銘柄が特別なのは、私のように「何があってもまず売らない」というファンによって支えられていることに尽きると思っています。
ではそういった方々がいくらなら買うのか?これがこの銘柄の「底」です。もちろん投機的な雑音も多いですが、その底は年々上がり、コロナショック時ではハッキリと「12,000円」を見せました。
現在は?15,000円?16,000円?まさか17,000円?
これを真剣に考えて、もし今の株価がその額より高いのだとしたら、それらは全てバブルです。なんて思えば、失速時でも気が楽になるかもしれません。
では買うときはどこで買えばいいのか?
上は週足ですが、赤丸部分がきっと心理的に最も財布の紐が緩みやすく、高いのがわかっていても、気持ちの高ぶりを抑えられず、思わず手が出てしまいそうな時だったりするんじゃないでしょうか。
ちなみに青丸は私が増資を考えた時期であり、実際に増資したのはその5ヶ月後、次の赤丸を超えて下げ始まったタイミング(16,390円と15,900円)。そうです、まんまとこの赤丸付近だったのですね。
結果的にずいぶん高く買ってしまったことになりましたが、その裏にはきっと、もう我慢ができなかったという私の心の弱さもあるでしょうし、それがちょっと下げ始まったタイミングだったというのも大失敗でした。この増資分は、結局一年以上含み損を抱えることに。
過去3年でも、こう見ると調整されるときは週足レベルまでしっかりされているというのもリズムの一つであり、長期的に考えると、高値圏で慌てる必要はないということですね。
もちろん、ちょうど私が増資したときのようにどんどん底上げされてしまった例もあるのですが。でも結局、コロナショックで戻ってきましたし(^-^;
一つだけハッキリ言えるのは、今後も相当な高確率で週足線まで下がるだろうということ。いやこれは、絶対と言えるんじゃないでしょうか。現在中期線(紫色)が16,500円付近、長期線(赤色)が15,000円付近。
これら週足線もどんどん底上げされて来ましたが、オリランドの場合、数ヶ月〜数年は待つ心の余裕も必要かもしれませんね。
それと、調べれば調べるほど、考えれば考えるほど、「最後はみんなと一緒の行動をとってしまう」ということも最近気をつけています。
私はダメだと思います。なぜなら、最も狙われやすい「クラスタ」に入ることになるからです。
コンピューターウイルスはなぜ、Windowsばかりで、Macには皆無なのでしょうか?
これは作る側になって考えればわかりそうです。同じ労力でできるだけ多くの犠牲者を出すには、みんなが使っているWindowsの方が手っ取り早いんですねきっと。
本日の日経平均は続落。しかし後場は昇り基調でプラ転した銘柄が多く、東証一部の値下がり銘柄数は753と全体の3割強にとどまり、値上がりは1352と約6割、変わらずは89銘柄でした。
米長期金利の上昇を背景に米株価指数が大幅安になった流れを東京市場も引き継ぎ、リスクを回避するための売りが膨らんだ。
■日経平均:28,864.32円(+65.79円 / +0.23%)
本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【17,635円】(-45円 / -0.25%)
■最高値:17,750円(09:00)
■最安値:17,280円(10:12)
■値幅:470円
■出来高:667,800
概ね日経平均と似たような一日。値幅出来高もちょっと多めでしたが、今日も引成が多く、引成で「12万5900株の買い」で終了したのはちょっと勇気が持てるでしょうか。
これで4連敗。しかし下落率は4日間で【2.24%】。まだまだかすり傷。
オリランドにとって比較的相性の良い3月は、現在前月比で205円のマイナスです。