決算上昇はこれで一旦落ち着いた?
と言いますのは、今回25日線(紫色)を上抜けたのが決算翌日の1/29。本日その25日線と交わり、個人的に、約一ヶ月強に渡る長旅を一旦終えたような、そんな心境です。
前回年末の上昇と比べて、今回4分の3くらいの期間となりましたが、その違いをまとめてみました。
25日線 上抜け |
最高値 | 最高値までの上昇率 | 最高値からの下落率 | 期間中の 上昇率 |
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10月決算 | 42日間 | 18,590円 | +23.2% | -5.2% | +16.8% |
1月決算 | 34日間 | 18,640円 | +14.0% | -5.2% | +8.1% |
期間が短い分上昇率は劣りましたが、最高値はほぼ同じで下落率も同じだったということは、頭を打ってから25日線までの降下はほぼ同じ周期で訪れたことになります。
前回はここからさらに大きく落下していきましたが、当時その理由とされていたのはGoTo中止と緊急事態宣言の再発令、それから三井不動産が多くの株を売却。
と、ここまで書いていて今大事なことに気がつきました。
終値ではまだ、25日線まで降りていないですね。
いやもう、せっかく調べたので降りたことにしましょう^^;
ということで、本日はタイミングよく日経平均も反転したこともあって、オリランドも25日線で理想的なバウンド。
地合い次第とは思っていますが、ここで25日線を下抜けた日経平均と、25日線で跳ねたオリランド。そしてGクロス直後と3月優待。決して体勢は悪くないとは思うのですが。
不安材料(?)としては、3月はこれからオリンピック関連のニュースも出てくるはずですし、オリランドも年パスをどうするかの発表もあります。すでに世間は、緊急事態宣言程度では動じなくなりましたが、年パスは大事な問題です。
カリフォルニアのように廃止されてしまうのか。いずれにしても、入園者制限が解けなければ売るにも売れないといったところですね。そろそろ、時間もなくなってきましたよ。
本日の日経平均は1カ月ぶり安値。東証一部の値下がり銘柄数は1295(59.1%)、値上がりは787、変わらずは112銘柄でした。
米長期金利が再び1.5%に迫る水準まで上昇したことをきっかけに、相対的な割高感のある値がさの成長(グロース)株の売りが膨らんだ。日本時間午後の取引時間中に米株価指数先物やアジアの株式相場が下落したことも重荷となった。
■日経平均:28,930.11円(-628.99円 / -2.13%)
本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【17,680円】(-75円 / -0.42%)
■最高値:17,825円(09:39)
■最安値:17,410円(12:38)
■値幅:415円
■出来高:617,300
地合いも地合いでしたので、もう今日は成すがままでした。
後場の反発は日経平均も同じでしたが、実はオリランドのほうが30分ほど早く、ということは地合いに助けられたというよりも、25日線で跳ねてくれたという意味合いの方が強いかも知れません。
ところで、本日ふと考えていたことがあります。
「今度落ちた時は積極的に狙っていこう」
と、昨年のコロナショック時に心に誓い、ずっとその時を待ってきたつもりなのですが、物欲が襲ってきたのはそれとは相反した1〜2月の株高時。そして少し下がってきた今は、買い控えようかなんて反射的に思ってみたり。
あれ?これってやってることは全く真逆じゃないか?
やはり株高時というのは、人間気持ちが高ぶるのか欲が出るのか、逆に株安時は安いことがわかっていても手が出にくくなる。
昨日「オリランドの規則性」なんて書きましたが、むしろ規則性があるのは人間の方であり、こういった人間の心理は、それは最初から全部読まれていて、なんだか今回もまた結局もてあそばれているような。。。そんな気持ちになりました。
オリランドも今日25日線までの降下となりましたが、降下することはわかりきっていることであり、でも実際に降りてくると少し気分が曇ってみたり。。。
これじゃ体が持ちませんね^^;