以下、オリランドの四季報より。
休園3カ月、再開後も入場制限響き、通期で入園者数6割強減と前号想定以下。チケット値上げによる単価増やイベント費用削減も及ばず。
ホテルも稼働率大幅低下。休業特損。税効果。22年3月期も入場制限の緩和は慎重姿勢。赤字続く。
文字だけを見ると、もう倒産する寸前の評価ですねこれ^^;;
これでまた上場来高値に迫るとか、誰が想像できましょう。
本日からワクチン接種が始まり、ラジオNIKKEIでは、「OLCなどの集客規制に苦しんでいた銘柄に買いが入っている」というコメントが出ていましたが、こんなに簡単で良いのでしょうか?
鎌田さん、それ簡単すぎませんか?!^^;
いや、鎌田さんは好きなので信じましょう。以上、今日の上昇はそういうことだったようです(?)。
降りてくるはずが降りてこない、昨日こんなことを書きましたが、高値圏で上振れすると買い戻しも殺到して上へのテコが効きやすいという(?)、今日はそんな一日となりました。
実はこのような現象、前回も起きています↓
今日よりは少ない上昇幅ですが、それでも18,000円から+2.3%。出来高のここ数日の流れも似ています。
その後は残念ながら落下に向かってしまったわけですが、むしろ当時はこの落下のほうが自然だと感じてしまったわけでもあり、当然正直、どうせ今回もと思ってはいます。
上はJALですが、前回とちょっと違うのは、今日はHISが7.8%も上昇したり、確かに鎌田さんが言った通りの、今回はまた違った追い風が吹いているようにも感じます。
いや待ってください。
この間「暴落のサイン」として何を書いたか思い出しました。
それは、「今回だけは違う」という単語が頻発し出したときだと。
しかもJALとオリランドでは、向こうは上場来底値で、こちらは上場来高値。同じ反発にしても、そもそも立ち位置からして天地の差があります。
普通はどう考えてもあり得ないはずですが、「四季報も業績も関係ない銘柄だった(?)」ということも、コロナでよくわかった一年にもなりました。
私は、📉だと思っています。でもみんなが📉だと思えば上がっちゃう。また今年も、「神々の遊び」の領域に達した感じもありますね。
そして、神々たちは割と飽きっぽい、というのも頭の片隅に置いておきたいところです。
本日の日経平均は反落。でも今日は昨日とはまた逆で、東証一部は値上がり銘柄の方が多く、値上がりは1145(52.3%)、値下がりは965、変わらずは84銘柄でした。
前日に約30年半ぶりの高値水準まで急上昇したことで警戒感が強まった。米金利の上昇への懸念も広がり、短期筋による利益確定の売りが膨らんだ。
■日経平均:30,292.19円(-176.56円 / -0.58%)
本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【18,180円】(+600円 / +3.41%)
■最高値:18,280円(13:01)
■最安値:17,485円(09:02)
■値幅:795円
■出来高:997,300
マイナスでスタートするも、今日はのっけから逆行高で推移。確かに昨日までの上昇銘柄が利益確定される中、売られていた銘柄はワクチン開始とともにといった推移。
後場の急上昇は独特でしたが、降参の買い戻しもドッと入ったことでしょう。
最近何かと話題のこの形。このタイミングでGクロス直前といい、再び上場来高値を突破するんじゃないかという、役者が揃って来たようにも見えなくもありません。
いやでも、ホントですか?
ホントに赤字とか、関係ないんですかここは?!