昨日の上ヒゲで、多くの方が天井を打ったと思ったのではないでしょうか(当然私もです)。
昨日はきっとそれなりに空売りも増えたのではと思われます。しかし地合いも非常に良く、何のご祝儀かわかりませんが、これはもうご祝儀日としましょう。下がると読んでの空売りも、週末手仕舞いで踏み上げられたというのもあるでしょう。
さて、こうなると久しぶりに25日線(紫色)からの高度も気になってまいります。概ね1,000円弱。高度的には【結構高い】と出ました。
この乖離(高度)は、私のイメージ的には2017年は高くて700〜800円、2019年は1000円前後、2020年はMAX2000円弱と、年々「振れ幅が大きくなっている」という感覚もありますが、今でも700〜800円で概ね高いと判断しています。
上は週足平均線ですが、いずれにしてもその2019・2020年とも大きな乖離を見せた後に大き目な調整(トレンド変換)が起きています。
しかし、「3歩進んで2歩下がる」かのように、調整が襲ってもしっかりと底上げができていたのもその特徴。
要するに最悪なのは「待って待って待って待って、しびれを切らしての高づかみ」というのは避けたいところ(←2019は私思いっきりやりました!)。でもこんなことは他銘柄でも同じでしょう。
2019で言えば、6月〜8月の15,000円以下であればいつ買ってもプラスで年を越せましたし、今回で言えば16,000円以下であれば数日迷ってもチャンスはあったと考えられます。もちろん全て後付け論ですが。
では今回は?
確かにワクチンへの期待はあるでしょう。イギリスではすでにワクチン接種が国内で1000万人を超え、75歳以上の9割が1回目の接種を終えたと発表しました(しかしこのフットワークの軽さは日本にも欲しいところですね)。
イギリスは感染拡大の「峠を過ぎた」 感染率は「なお高い」=首席医務官|BBC
しかし前回は、三井不動産の吊り上げ&売り抜け疑惑(?)も噂されたこともあり、まず同様の上昇劇はないと見ています。
と言いますか逆に、今上がるんですか?本当に?どうして?
私はやはり、今週はすでにそちらの驚きのほうが大きいのが正直なところです。地合い次第だと言えば無責任ですが、今は本当にそんな気持ちでいます。
年パス問題、本決算と足元はまだぐちゃぐちゃで、史上最悪な状態だと言うことも忘れないでおきたいものですね。
さて、2月第一週の成績は【+940円(+5.7%)】。
ちなみに昨年11月の第一週は【+1,120円(+7.7%)】でした↓
確かに似たような決算後の反発となりましたが、、、
昨年11月はこのまま18,500円まで、一ヶ月半で27%の急上昇。今回は出発点(株価)が違いますから、「超皮算用」で同様の上昇を計算してみると、なんと【21,950円】になります。
ひえ〜〜〜
本日の日経平均は反発。東証一部の値上がり銘柄数は1548(70.7%)、値下がりは563、変わらずは80銘柄でした。
米景気の回復期待が高まり、投資家が運用リスクを取る姿勢が強まった。相次ぐ決算発表で2021年3月期の業績見通しを上方修正した銘柄などへの買いが集まった。
■日経平均:28,779.19円(+437.24円 / +1.54%)
本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【17,290円】(+285円 / +1.68%)
■最高値:17,295円(14:58)
■最安値:17,065円(09:03)
■値幅:290円(前日終値より)
■出来高:611,700
出来高は昨日より18%ほど減って61万。今回はこの出来高を伴わない上昇をどう見るか。
ちなみに前回の反発は、初動時からしばらくは結構なお祭り感がありました。平たく見ると、今回は半分以上は減っている形。
個人的には今回のほうが好感は持てますが、慌てないで欲しいとも思っております。
しかし決算前とはガラッと変わった2月。
風向きというのは、びっくりするほど一瞬で変わるものなんですね。なんてことを改めて実感しています。
ちなみに本日岡三証券も「強気継続」で19,400円に。
ひえ〜〜〜