いまだ疑問符だらけですが、上がれば素直に嬉しいのもまた人間です。
今日は25日線(紫色)どころか、75日線(赤色)に届くかという反発。個人的には完全な想定外の動きとなりました。
ラジオNIKKEIでは、ワクチン期待効果が効き出しているとのことでしたが、そんなことはよそに日本では緊急事態宣言は3月まで延長。いろんな矛盾が渦巻く2月。
確かにここに来ての延長は、多方面への忖度とも考えることもでき、みなさまどうでしょうか、今も緊急事態宣言の実感がないのは私だけではないはずです。
先日、地方にいる友人と電話で話しました。もちろん個人の意見ですが、「今東京に行くのは怖い」とのことで、コロナの疑いが持たれた近所の方は引っ越しを余儀なくされるほど、村八分的な現象も起きているとのこと。地域によってこれだけの感覚の違いがあるのかと感じました。
もちろん医療関係者等の尽力は否定できませんが、報道と現場とでは大きな違いがあることを感じざるを得ません。報道内容自体は決して嘘ではないとしても、その数字を元にどういう印象を与えるかということが最も重要であり、むしろ印象は個人の判断に任せるとして、いちいち深刻そうな顔やコメントなどいらないので、数字だけを流せば良いのにななんて思ったりしています。
「独自の切り口でお伝えします、なんていらんねん!」と、昔松本人志が何かの本で書いていたのを思い出しましたが、今回の件ではホントその通りだと感じました。
不安定な感情のときって、まわりに流されやすいですよね。
例えば、おいしいのかおいしくないのか微妙な食べ物を食べたとき。まわりがみんなおいしい顔をして食べてたら、おいしく感じちゃうもんです。
よくありませんか?お母さんが嫌いな食べ物は、子どもも嫌いになるって。食べてる横で「まずいまずい」と言われたら、そりゃ子どももまずいと思っちゃいますよ。
なんでもおいしいおいしいって食べる親の子どもは、なんでもおいしいと感じるようになる説。裏を返せば、人間の感覚なんてチョロイもんですよね。
いずれにしても、まだテレビの影響力は強いんだなということがわかりました。テレビも商売だということを忘れずにしたいものです。
昨日マスクをしながら野球の練習をしている高校生を見ましたが、気の毒ですよね。野球はまだいいのかもしれませんが、サッカーやバスケットは逆に酸欠で死んじゃいますよ。
さて、コロナの影響を受けた昨年1月から数えて5回目となる今回の決算は、初めて75週線(赤色)に触れない最も落下が低いものとなりました。
確かに、日に日にコロナに対しての感覚が喉元を過ぎて行ってますからこれも自然といえば自然ではあります。ただ5000人制限があと一ヶ月以上続くとなると、現実的には反発はまだ早いようにも思えます。
単なる目標株価引き上げの「誘い」でないことを願いたいですね。
と言ってるそばから、今日は岩井コスモ「A継続」、「19,000円に引き上げ」いただきました😅
実はすぐ真下にゴールドマン・サックスも出していまして、こちらは「中立継続」で「14,200円に引き上げ」でした。随分低いですが、どちらかと言うとこのくらいのペースのほうが信憑性があり、好感が持てますね。
いずれにしても、次々と「上げ」に入っています。信じられるのでしょうか、これは。
本日の日経平均は続伸。東証一部の値上がり銘柄数は1730(79.0%)、値下がりは379、変わらずは82でした。
米国で個人投資家による投機的な買いが弱まり、持ち高整理を迫られていたヘッジファンドなど機関投資家のリスク選好姿勢が回復するとの見方から、幅広い銘柄に買いが入った。
■日経平均:28,362.17円(+271.12円 / +0.97%)
本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【16,530円】(+240円 / +1.47%)
■最高値:16,570円(12:53)
■最安値:16,190円(09:32)
■値幅:円
■出来高:493,300
出来高はさらに下がって49万。ここで落ち着き気味にあるというのは、決算パニックは早くも過ぎ去ったと考えても良いのかどうか。
「はい、コンセンサス以上の好決算でした。ちゃんちゃん!」
ホントに?!
コンセンサス以前に、どう考えても好決算のはずはないのですが…。
信用倍率は【0.70】から再び下がって【0.62】。でも売りも買いも減って全体的には落ち着き傾向。
昨年4月は14,000円、10月は15,000円でしばらく拮抗しましたが、今回はこの週足25週ライン、地合い次第ですが、16,000円で雰囲気的にはしばらく落ち着くかもしれませんね。
常識的には上はないとは思うのですが、夢の国は時として、常識が通じないときが多々あります。
いや、時としてではなく、今も昔も常に、常識外の株価なのです。