終値16,350円。オリエンタルランド株、落ちなかった?3Q決算。25日線を上抜け。

今日はいろいろな全くの想定外が重なりました。

まずは、陰線ではありましたが日経逆行高の反発。

ツイッターでもつぶやきましたが、昨晩LINEでこんなメッセージが届きました↓

大きなお世話だ!!!

と舌打ちしたのですが、今日に限ってはしてやったりですよ。

AIに勝ちました🐭✨

これも想定外のうちのひとつであり、もうひとつの想定外は「25日線の上抜け」。

現在16,250円前後を走っており、少なくともしばらくはこれより上はない我慢の相場だと考えていました。これには寄り付きからビックリです。

なぜこんなことが起きたのでしょう?

もちろん後付け理論で恐縮ですが「急降下させるには信用倍率が低すぎた?」のかとも思われ、また今回下落調整中の決算だったということで、みなさんの覚悟が比較的高かっただけに救われたのもあるのかな、なんて考えております。

まさに、「みんなが落ちると思った時は落ちない」ということを実感できたような一日。

こうなると、その信用倍率とやらの関係性はどうなっているんだと、コロナ後の過去1年の決算翌日を調べてみました。

  決算翌日 直近の信用倍率 日経平均
2020.01月 +0.92% 1.80 +0.99%
2020.04月 -4.24% 0.32 +2.14%
2020.07月 -1.48% 0.96 -2.82%
2020.10月 -4.25% 0.69 -1.52%
2021.01月 +1.33% 0.70 -1.89%

しかしここまで調べて残念ながら、特に今回が低いということはなく、主だった関係性はないようでした。

となると、単に1月が強い傾向にある?と、次に調べたのが以下↓

  決算翌日 直近の信用倍率 日経平均
2017.01月 -3.19% 不明 -1.69%
2018.01月 -3.18% 不明 -0.83%
2019.01月 +1.97% 不明 +1.06%
2020.01月 +0.92% 1.80 +0.99%
2021.01月 +1.33% 0.70 -1.89%

一応3連勝はしていますが、これも微妙ですね。と言いますか、そもそもサンプル数が少なすぎます(汗)。

いずれにしても「信用倍率が低めだから急降下が起きなかった」という可能性だけは薄そうなのはわかりました。

いやしかし、さすがに今日はびっくりした一日となりました。

日経新聞には「最終黒字」の記事が出ており、これも後押ししたのかもしれませんが、個人的には焼け石に水感のほうが強いですね。

<東証>OLCが続伸 10~12月期、4四半期ぶりの最終黒字に:日本経済新聞

そしてもちろん、今日の反発には違和感も大いに感じております。

少し前の理解不能の18,000円抜けのような、また神々たちの遊びが始まろうとしていなければ良いのですが。100万台の出来高も、その恐怖感を煽られます。

本日の日経平均は534円の反落。東証一部の値下がり銘柄数は1834(83.7%)、値上がりは314、変わらずは43銘柄でした。

朝方は好決算銘柄を中心に買いが先行したが、米新興ネット証券のロビンフッドが急騰していた銘柄への取引制限を緩和すると発表。個人投資家による投機的な売買の影響で再びボラティリティー(変動率)の高い相場になるとの警戒感で、リスク回避姿勢が鮮明となった。

東証大引け 大幅続落、3週間ぶり2万8000円割れ 相場混乱に警戒感、手じまい売りも:日本経済新聞

■日経平均:27,663.39円(-534.03円 / -1.89%)

本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【16,350円】(+215円 / +1.33%)

■最高値:16,715円(09:00)
■最安値:16,205円(13:19)
■値幅:580円(前日終値より)
■出来高:1,191,900

高く寄り付いたのは日経平均同様。しかしその度合と、後場にさほどダメージを食らわなかったことで逆行高での着地。出来高119万は昨日に続き今日も今年最高。

世間では「空売りヘッジファンドに真っ向勝負するロビンフッターの爆買いが起きている」なんてことも騒がれてもいるようですが、現に昨晩ウォールストリート・ジャーナルでこんな記事も出ていました↓

調整時なのに調整されない(?)、水面下では壮絶な仁義なき戦いが繰り広げられていそうです。

しかし調整が来ないのが良いことかと言えばそれも疑問でもあり、どんなに好調な株であれ上がれば落ちるという、いわば自然の摂理、「生態系ピラミッド」を脅かすようなことにならなければ良いなとも思っております。

以上、今日のオリランドは想定外の連続で、新しいサンプルが取れたような貴重な日となりました。

今月もありがとうございました。

1月の成績は、滑り込み連騰で「10勝9敗 」の勝ち越し。しかし前月比では「-690円」でした。

さすがに12月が強すぎて、2021年は黒星スタートです。

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円建保有証券 日本株評価額計 損益 損益(%) 前回比 24,387,023......

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