プラ転はしてくれたものの、体勢は相変わらず。
若干の下ヒゲも、反発→利確→買戻しという神々の遊びが繰り広げられただけなような雰囲気で、揺らしに来たとしても25日線(紫色)の16,250円で頭打ちの気配です。
ちなみに誰も気づかないとは思いますが、75日線(赤色)の16,500円到達は、「上場来最高値」だったりします^^;
ただ日足だと完全に下抜けちゃっていますので、やはり今は週足を見るほうが現実的かもしれません。
こちらはよく使われると言われる「13週」と「26週」の場合です。
どっちが信用できるかと言われれば後者のほうかも知れませんが、こういった読みは結構後付け論なことも多く(^^;) 前者も後者もそれなりに株価には絡んでおり、一昨年の同じ体勢時の落下率に近いのはと言われると、前者(15,000円ライン)です。
いよいよ決算は明日(16:00予定)。そしてアップルも日本時間では翌朝に発表がありますね。
オリランドから話が逸れますが、実はこのアップルの動きには結構注目しています。
と言いますのは、アップルが強い限りは大きな混乱は来にくいのではないか、と密かに考えてもいるからです。それはなぜか?
上はNYダウですが、赤丸部分(2018年末から2019年秋)は、アップルが時価総額世界一位でなくなった期間です。
どっちが先かと言えば難しいのですが、特に2018年末の世界一位から転げ落ちた初動時は日米ともに大きな下落が見られた期間。
個人的には「リーダーを失った世界の迷走」とも捉えています。
実はここ何日か、過去の大きなショック時の「時価総額ランキングの入れ替え」などを検索していましたが、出てきても1990年前後からであり、ちょっと情報に飢えております(知っている方がおられたら教えてくださると嬉しいです)。
やはり「1位」というのは、その時々の「世界を引っ張る企業の象徴」という心理的な安心もあると思うのです。
何事も、どんな混乱が起きようとも、とにかくリーダーさえ強ければ安定しやすくなるのではないかと。それだけ今アップルが背負うものは大きいのではないかと思うわけでもありまして。
実は、オリランドと同じくらい、アップルの決算も気になっております🍎
オリランドも日本のパークリーダーとして、日本のパークを象徴するためにも、絶対に崩れてはいけません。
あ、2位じゃダメなんですよ(笑)。
本日の日経平均は反発。東証一部の値上がり銘柄数は1291(68.9%)、値下がりは814、変わらずは85でした。
国内外の経済回復に対する期待感から投資家心理が上向き、業績改善が進むとの見方が強い銘柄を中心に買われた。上昇一服後は新規の手掛かりに乏しく、利益確定売りから上げ幅を縮小した。
■日経平均:28,635.21円(+89.03円 / +0.31%)
本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【15,975円】(+25円 / +0.16%)
■最高値:16,130円(09:00)
■最安値:15,855円(11:03)
■値幅:275円
■出来高:711,100
出来高は少し上がったものの、すでに10:00前には20万に達しており、ほぼ前場の寄り付き反発の利確乱高下に費やされたものかと思われます。
さて、明日は決算日です。ちなみに過去1年の決算当日の動きは以下のとおりです。
01月:-1.74%
04月:+1.35%
07月:-5.09%
10月:-1.36%
実は昨年1月もコロナウイルスの最初の影響(1/27)を食らった直後であり、すでに不安定の中におりました。
そういう意味ではまるまる一年が経過したのですね。
当時1月の決算前日の株価は14,380円(1/26までは15,725円)。振り返れば非常に悲惨な一年でしたが、今も同水準を保っている、同水準まで戻したということに、なんだか泣けてきます。