終値15,950円。オリエンタルランド株、週足が今の本芯となっているかどうか。

前回同様に、しばらくこのまま25日線(紫色)に押されたまま推移するのか、はたまた押された程度で済むのかといった決算2日前です。

体勢的にもデッドクロス直後で最悪。きっともうほとんどの方が大きな揺れに備えて覚悟を決めていることが予想されます。

でもしかしです。

株価の場合、こういった心理は逆に働くことも多々ありますね。

つまり、やばいやばいと思えば思うほど落下しにくくなるという特性。下げを予想した空売りが入れば入るほど下がらなくなる特性。現に、昨日も書きましたが信用倍率は2019年同時期の【0.21】と比較して3分の1以下の【0.66】。

瞬間落下はあったとしても、もしかしたら昨年2Q時同様に戻りも早いのではないかということも考えられます。

もちろん最後はその企業の「芯」がどのくらいかに尽きるのですが、昨年のパニック時でも大底が見え隠れした最低ラインの12,000円、あれから一年が経ち、経営状態は苦しいままですが恐怖感という意味では随分と変わってきているはずです。

いまだ当面入園者3000万人には戻る見込みはありませんが、人が少ない分また別の価値も上がると思いますし、チケット代の値上げ伸びしろもまだあることからも、その価値と同様に単価も上げやすいのではないでしょうか。

現在の1日5000人はさすがにですが、今後1日5万人程度が前もって確約されるなら、乗り物にも乗りやすく、少しお金を上乗せしても空いてるパークが良いと思う人は私だけではないはずです。

経営的にどれだけ苦しい局面であっても、「企業の価値は一切落ちていない」、「決してファンが減ったわけではない」というのが最大の強み。

次々と乱高下が続いた非常に不安定な一年でしたが、こんな一年でも底堅く推移してきた75週線(赤色)。個人的にはひとまずこれを「芯」と見たいですね。

もしこれ(15,000円)を下抜ければ当然慌てますが、過去の決算時同様に、押し目買いが入りやすいタイミングにもなるでしょう。

この75週線は、一年で約2,000円(約15%)の上昇。2017〜2019年もこの角度はほぼ変わらずであり、そういう意味でもこの週足を購入ラインと見ている方も多いのではないでしょうか。

比較的売り上げが読みやすい企業、崩れるならとっくに崩れているわけであり、私は最悪でも15,000円で抜けられると考えています。

ですが、反発して「上昇していくか」となるとまたこれも疑問であり、結局25日線になんとなく押された我慢の相場にはなりましょうか。

本日の日経平均は反落。東証一部の値下がり銘柄数は1276(58.2%)、値上がりは830、変わらずは84でした。

新型コロナウイルスのワクチン普及を巡る先行き不透明感から景気敏感株の売りが目立った。26日の香港や台湾などアジアの株式相場が下落したのも重荷となり、日経平均は午後に下げ幅を広げた。

東証大引け 反落、利益確定売り 景気敏感が下落、決算前に様子見も: 日本経済新聞

■日経平均:28,546.18円(-276.11円 / -0.96%)

本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【15,950円】(-280円 / -1.73%)

■最高値:16,200円(09:16)
■最安値:15,950円(14:02)
■値幅:280円(前日終値より)
■出来高:526,900

翼を失ったオリランドは、今日も日経平均に揺られるがままの一日。下落率は高めですが、昨日の分とDクロスを考えればご納得でしょうか。

信用倍率は【0.66】から若干上がって【0.70】になりましたが、まだまだ「逆に働く」期待も残された数字。

みんなが落ちると思っている時は絶対に落ちない。

に、なってくれると良いですね。

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