祝、4年連続の上昇。
【オリランドの過去10年】
※2011〜2014年は株価を4分割して表示。
終値 | 前年比 | |
2011年 | 2,032.5円 | +152.5円(+8.1%) |
2012年 | 2,617.5円 | +585円(+28.8%) |
2013年 | 3,792.5円 | +1,175円(+44.9%) |
2014年 | 6,937.5円 | +3,145円(+82.9%) |
2015年 | 7,337円 | +399.5円(+5.8%) |
2016年 | 6,606円 | -731円(-10.0%) |
2017年 | 10,270円 | +3,664円(+55.5%) |
2018年 | 11,055円 | +785円(+7.6%) |
2019年 | 14,880円 | +3,825円(+34.6%) |
2020年 | 17,040円 | +2,160円(+14.5%) |
さらに今日は、4連騰を決めて気持ちよく終えられると思ったのですが、さすがに正月持ち越しは苦しいと言ったところですね。
大納会日は、私の記録上では2017年から全てマイナスでの着地です。しかしその中でも今日の【-0.29%】は最も好成績だったりもします。
さて、非常に苦しかった2020年が終わりました。
サーキットブレーカーがブンブン落ちて瞬間的にNISAラインを割った2〜3月、開園の目処が立たぬままやり過ごしたゴールデンウイーク、開園しても想像以上の制限に幻滅した6〜7月、からのとどめを刺された1Q、そして現在のGoTo再停止、加えて入園者数は昨年比3分の1の1000万人(予定)。
40%前後の落下をしたまま、今もまだ光が見えない空運陸運旅行業などを見ていると、オリランドも10,000円を割ってしまってもおかしくないとも考えられ、まさか14%のプラスで終えるとは、富士急などもそうですが、代わりの効かない企業の強さも再認識できた気もします。
そう言えば、コロナの影響で閉店に追いやられてしまった企業や店舗などに対して、Youtubeでひろゆきさんがバッサリと斬っていました。
「安いからとか近いからとかで利用していたサービスはいくらでも代替が効くし、もともと大きな価値がなかったから消えた。それだけ」
気の毒は気の毒ですが、言っていることを逆に考えると、確かに今までがおかしかったとも考えられなくもありません。
外国人が山ほど訪れるからと、またたく間に街中がドラッグストアだらけになった街や、オリンピックが決まって突然ホテル建設ラッシュとなった街など、一時的でも商売が成立するから動くのでしょうが、確かに薄っぺらいと言えば薄っぺらいです。
今までは「努力しなくても売れた」とは京都の八ッ橋メーカーの社長。
「ありがたいことにこれまでは、あまり努力をしなくても多く売ることができました。しかし収益が見込めない事業はもっと早くたたむべきだったし、通信販売事業など、充実させておくべき部門への努力が不足していたと認識しています」
ポジショントークもあるかと思いますが、決してコロナのせいにしない、こういう考え方の社長さんは這い上がってくると思いますし、個人的にもこういった企業に投資したいですね。
上は週足3年のグラフです。今回の18,000円超えは確かに衝撃でしたが、またゆるやかに週足平均線に戻りつつあります。
過去3年でこの75週線(赤色)を大きく割ったのは、今年2〜3月のショックと、7月末の1Q決算時のみ。
今後また、最悪ここまで降りたとしても再びバウンドしてくれることが理想ですが、1月、4月に決算を控え、今回は相当苦しい越冬になるのではと考えています。
75週線は現在ちょうど15,000円に達したばかり。もしこのまま4月まで順調に伸びたとしても、4ヶ月では15,500円に到着するのがやっと。
75週線通りにゆっくり堅調に進むと仮定すると、1年後の12月末がまさに17,000円ということになります。
来期もまず3000万人には到底届かないことからも、過度な期待には注意しつつ、また決して届かないから嘆くのではなく、新サービスには引き続き期待したいですね。
2021年は、「目指せ18,000円!」に決めました。
本日の日経平均は反落。東証一部の値下がり銘柄数は1507(69.7%)、値上がりは607銘柄、変わらずは73銘柄でした。
今週に入ってからの2営業日で900円超上昇していたため、急ピッチの上値追いに高値警戒感が強まって利益確定売りが優勢だった。
■日経平均:27,444.17円(-123.98円 / -0.45%)
本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【17,040円】(-50円 / -0.29%)
■最高値:17,170円(09:18)
■最安値:17,005円(09:01)
■値幅:165円
■出来高:485,000
大納会の本日の出来高は40万台と昨年と変わらず。大きな動きもなく、消化試合的な一日だったでしょうか。
結果的には18,500円から1,500円落下した状態で、少し後味悪い形の最終日となってしまいましたが、16,000円前半を一旦底に、反発傾向で終われたのが救いです。
いずれにしても、完全に諦めていたこんな年に勝利できたことに感謝をしつつ、調整局面はまだ終わっていないという緊張感も持ちながら新年を迎えたいと思います。
今年も本当にありがとうございました。
今年もありがとう、オリエンタルランド。