昨日、チケット変動価格制により反発というニュースがありました。もう少し跳ね返っても良かったと思いますが、やはりはさほどの影響はなかったのかなという逆行安。明らかにもう日経平均のペースから逸脱してしまったようです。
しかし昨日も書きましたが、現状はほぼ、この逸脱も含めて昨年の調整をトレースしている推移でもあって、それなりの覚悟が持てる分不安が軽減できています。
ちなみに昨年の同タイミング（11/7）にはこんなことを書いておりました↓
さて、75日線まで降下してしまった本日。個人的には、これが現在の適正値だったと冷静に見たいですが、もし明日もう一発来ることがあったら、もう日足のセーフティネットはありません。
当時を思い出すと、本心としては「さすがに止まったろう」という気持ちが強かったと思います。実際当時の2019年の日足推移は以下のような完勝の形でした↓
しかし結果はこの75日線（赤色）を1,000円ほど下抜け、結果的に「週足25週線」に絡んでやっと反発↓
そんな経験もあって今回はひとまわり冷静に見ることができています。つまりは、あくまでも個人の勝手な予想ですが、少なくとも現在の週足25週線（15,000円前半）までの落下は、あっても納得はできると、そんなドライに構える気持ちです。
でもそうなると、そもそも今回のオバケ上昇は一体なんだったのか？！
先日三井不動産がある程度のオリランド株を売却したというニュースが出ましたが、この三井不動産は、12月前半に東京ドームのTOBを発表しており、これは全くの想像ですが、お金が必要だったこともあり、オリランドを売るに当たって是が非でも株価の上昇が欲しかった、とも考えられなくもなく。
株価材料先取り（21日）三井不、OLC株を一部売却: 日本経済新聞
三井不動産はオリランドの大株主であることから、タイミング的にもこれらが全く無関係の偶然の出来事とも思えないという気持ちもわいてきますよね。でも万が一そうだったとしても、個人株主からしたら「だから何だよ」ということでもあるのですが。
東京ドームはどう変わる？ 三井不動産TOBが見据えるもの
東京ドーム大株主のファンド、三井不動産TOB「歓迎」: 日本経済新聞
もちろん全くの想像ですが、でもきっとこんなことは、マネーの世界では往々にしてまかり通っていることでしょう。
決してセーフではないが、アウトでもないグレーゾーン、例えばクロス取引や、国によってはアウトであったりする取引方法など、個人レベルでもうまくやり抜ける方法があると思うと、大口の方はもっといろんなことができそうですよね。
「夢の株」なんて言っておりますが、夢なんて存在しないお金の世界。こんなことを考えると今回は少し冷や水を浴びせられたような感じでもあります。お金が全ての世界である以上、最後は血も涙もないというのは当然でしょう。
でも少なくともこのブログは、今後も夢を追いかけていけたら良いなと思っています。
18,000円台から随分と落下を食らってしまいましたが、まだまだ経験値内の想定内の動き。かつ週足トレンドは継続中です。もし75日線を割ったとしても、今年はその覚悟もできています。
本日の日経平均は2連騰。東証一部の値上がり銘柄数は1468（67.9%）、値下がりは615銘柄、変わらずは104銘柄でした。
新型コロナウイルスのワクチン普及が加速するとの見方や、英国と欧州連合（EU）の貿易交渉の進展観測を受け、投資家が運用リスクをとる姿勢が優勢だった。
■日経平均：26,668.35円（+143.56円 / +0.54%）
本日の終値｜オリエンタルランド(4661)
【16,475円】（-100円 / -0.60%）
■最高値：16,515円（09:00）
■最安値：16,330円（09:57）
■値幅：245円（前日終値より）
■出来高：562,400
寄り付きから完全な逆行安で、日経の反落とともにさらなる下落。
そろそろ休場な方が多くなる年末に差しかり出来高は例年通り減少傾向。昨年はここから30万台前後と減って動きも緩やかになりましたので、このまま一旦は75日線に絡んだまま大納会を迎える可能性も高くなってきました。
波乱の2020年で、今年は完全に諦めていましたが、14,880円以上であれば今年もプラスとなります。
今年もあと4営業日。
メリークリスマス🤶🍗
