GDP、オリンピックからのワクチン材料で、とうとう、26,000円に届いてしまった日経平均。オリランドもその追い風に乗って、寄り付き3分で17,500円と、またも上場来高値を記録。
上がっている分文句はありませんが、とりあえずはもう、🍆が👩(ナスがママ)です。
ただ日経平均も、一旦目標の26,000円を超えて一服かという報道もありましたが、オリランドもそれに準じる調子で寄り付き天井の上ヒゲ残し。
しかし、特にもうオリランドは分析不能な域に突入しており、きっと、何を読んでも今後の動向なんて全くわからないのではと思います。
ひとまず未来よりも、非常に乱暴で恐縮ですが、過去の月足推移の確認です。今年のコロナ落下を含めない「青色線」と、含めた「赤色線」で、10年間のその底値を結んでみました(2015年に3月に4分割があったため実際は異なります)。
2017年5月を境に、双方とも角度を増しての上昇が続いており、現在の17,000円というのは、「コロナがなければ」順当な株価のようにも見えます。もう一度つけ加えますが、あくまでも「コロナがなければ」です。
当然コロナはあったわけであり、その際の安値、12,000円前後を「調整を含む」と取るのであれば、やはり、良くても【14,000円前後】というのが妥当な株価でもあります。【良くても】です。
また改めてこう見ますと、30周年の2014年の奇跡も去ることながら、特に2017年5月からはどこかうまく行き過ぎている感も、肝に銘じておきたいところです。
ではその2017年5月には何があったのか?
大きく、①自社株買い、②TDSのニモオープン、②日経新聞最終面「私の履歴書」に加賀美会長が連載。私が記憶しているところでこの3つです。
特に今年はコロナショックの影響もあり、投資家が日に日に増え続け、以前に増してお金が集まりやすくもなりました。この流れは今後も続くことでしょう。
このタイミングでの日経平均は29年ぶりの高値、そしてオリランドはまさかの上場来高値。なんだかどこかで「嫌なニオイ」がしてきそうな局面でもありますかね。
どちらかと言えば私は、この株価にはやはり賛同できない感のほうが強いです。単に愛が足らない?!🐭💔
当然ながら空売りは大きく増えていることでしょう。しかしこうなるとまたどうなるかは?!
本日の日経平均は2万6000円を突破。ただ、東証一部の値上がり銘柄数は753(34.8%)と少なく、値下がりは1347、変わらずは76でした。
新型コロナウイルスのワクチン開発で景気が回復するとの観測から16日のダウ工業株30種平均が過去最高値を更新したことで投資家が運用リスクを取る姿勢を強めた。
■日経平均:26,014.62円(+107.69円 / +0.42%)
本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【17,330円】(+170円 / +0.99%)
■最高値:17,500円(09:03)
■最安値:17,170円(13:18)
■値幅:340円(前日終値より)
■出来高:870,700
本日も日経平均同様、寄り付きで跳ね上げて17,500円を記録。ただ出来高は引き続き冷静だったのは好印象。後場の反発も日経平均の便乗した形であり、ちょっと地に足がついていないと言いますか、そんな印象を受けています。
この17,000円は、果たして信用できるのか。今までの履歴を見るには、どう見ても高すぎると判断するのが自然です。
先程発表された先週の信用倍率は【0.39】から大きく下がり、【0.2】どころかとうとう【0.15】。当然といえば当然ですが、信用取引も同様な予想となっているようです。
しかしこうなると、結構大方の予想は当たらないということも?!
利益確定で売る方、下がったところを買い戻す方、いずれにしてもマネーゲームの株価に突入です。
私のような現物長期勢は、一旦見物人になりすますほうが良いかもしれませんね(昨年は見物しすぎて大失敗したヘタクソです😭)。