終値15,000円。オリエンタルランド株、新エリアは追い風にはならなかった?

権利落ち日の本日、マイナス着地にはなりましたが至って平常運転という形で終えました。いつもながら、権利落ちの影響はさほどなかったようです。

25日線(紫色)の上昇にも影響はなく、こちらはそろそろ14,600円に到達します。現在ひとまず落ち着いている15,000円が次の「休戦ライン」になるかどうかですが、やはりこの平均線次第かなと思われます。

しかし15,000円を超えた記録が少ないため、そろそろ平均線の上昇角度も落ちてきます。コロナに対する認識は少しずつ良い方向へ変わりつつはありますが、肝心のオリランド自体の受け入れ体勢が変わらなければというところです。

そんな中、先程時間指定券の滞在時間延長のニュースがありました。

7月の営業再開時から1日滞在できるチケットのほか、入園できる時間が指定された2種類のチケットを販売している。入場口での感染対策の運用が軌道に乗ったため、入園時間を早めてより長く楽しんでもらう。10月31日以降のチケットが対象となる。

(中略)

チケット料金は午後10時半以降入園分は大人7700円、正午以降は7300円となる。滞在できる時間がそれぞれ伸びるため、料金も400円、1000円増額する。

東京ディズニー、時間指定券の滞在時間をより長く:日本経済新聞

派手なニュースではありませんが、確実な一歩です。

7月に営業再開をしてから人知れず入園者数を微妙に増やしてきたとは思いますが、ここまで来るのに3ヶ月。

「スタッフが待機の列をつくる方法などに習熟し、安全を確保できることが確認できたとしている」という嬉しい一言もありましたが、こういう大義名分を添えないとまだ世間は納得してもらえないという風潮は残ります。

「感染対策の運用が軌道に乗ったため」というのもよく考えればよくわからず^^;、具体的に知りたいところでもありますが、その辺は雰囲気でわかってくれと言いますか、そもそもこれも社会的ポーズかもしれません。

しかし株主優待券が使えるようになるのはもう少し先になりそうですね。使えるようになったとしても、現在年間パスポートでも正午からの入場と制限がかかっていることからも、いきなり解禁とはならず、何らかのワンクッションが置かれてもおかしくないでしょう。

オリランド側にとっての株主優待券は、あくまでも「株主さまにパークを体験したいただくもの」という位置づけですから、解禁はやはり一番最後になりますかね。

つまり、優待券が使えるようになったときが本当の再起動日だと思っています。その日を一日でも早く迎えるには、もう感染うんぬんというより世間一般の関心度にかかっています。ウイルス自体は手を変え品を変え進化し続け、永遠になくならないのですから。

話を戻しまして、この15,000円ラインは「コロナ前の調整時」と同じ株価であることも常に頭の片隅に入れておきたいところです。

そうです、昨年末を基準に考えるなら、今の赤字経営中の15,000円は明らかに高いどころか高すぎるとも取れるわけであり、そんなことも含めて考えると今はやはりこれ以上昇っていくイメージが持てませんし、暴走時は特に気をつけたいところです。

逆に言うと、再び急落が訪れたとしても受け入れられる余裕もあるとも考えられます。

ひとまずは優待券が使えるようになる日(一般的関心度が下がる日)、を待つしかありませんね。

本日の日経平均は3連騰。東証一部の値上がり銘柄数は949(44.0%)、値下がりは1144、変わらずは70銘柄でした。

きょうは9月末の配当権利落ち日にあたり、日経平均の配当落ち影響度(約142円)を踏まえると、170円程度の上昇となった。前日の欧米株高を好感した買いが入り、相場を押し上げた。

東証大引け 3日続伸、27円高 欧米株高を好感 NTTドコモは終日買い気配:日本経済新聞 

■日経平均:23,539.10円(+27.48円 / +0.12%)

本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【15,000円】(-85円 / -0.56%)

■最高値:15,055円(09:28)
■最安値:14,960円(09:01)
■値幅:125円(前日終値より)
■出来高:631,800

値幅も狭く出来高は再び落ち着き傾向。新エリアオープンも今回大きな追い風にはならなかったようですが、今はこれで特に大きな売り上げに繋がるわけでもないですし(逆に運営費が嵩む?)、逆に冷静で好感が持てる動きだと思います。

冒頭の、15,000円が休戦ラインとなるかですが、やはり今は高いと考える気持ちのほうが個人的には強いですかね。

信用倍率は前回の【0.99】からまた若干下がって【0.98】。株価にも見られるように特に大きな動きはなく、数字的には売りも買いも減ったようです。

そろそろ売りが増えはじめても良い時期でもありますが、こちらも至って冷静ですね。

恐怖の2Q決算まであと一ヶ月。今回は果たして?!

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円建保有証券 日本株評価額計 損益 損益(%) 前回比 22,405,062......

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