「OLCの4~6月期、過去最大、コロナで特損!」
「赤字額は過去最大!」
「臨時休園が影響!」
「入園料収入やホテル収入がほぼ見込めなかった!」
なんて、今日は速報メールが飛んでくるほどでしたが、なんてことはなく、全て数ヶ月前から誰もがとっくに想像していた通りのことであり、驚くことは何ひとつありません。それほどオリランドはわかりやすい。
今日は過去最大ということでニュースにも文章にもしやすかったと思いますが、そんな中、経常利益はコンセンサス予想の-337億円に対して-152億円というのはむしろ、ビックリ好決算であったのではないでしょうか?
また、入園者数はやはり段階的に増やしているようで、現在は3万~4万人程度とのこと。そうでないとあの待ち時間の増加はつじつまが合いませんよね。
1.5万人時にソアリン30分、今は90分なんてありますから、5万人近くは入れているかと思います。5万人というと通常時の約50%です。
ディズニー休業で95%減収、赤字最大248億円 OLC:日本経済新聞
さて、そんなことよりも本日の5%もの下げの意味のほうが衝撃的で、もちろん良い地合いではなかったのですが、4日も続落してそれなりにガス抜きはできたと思っていましたが今さらなぜ?という気持ちのほうが強かったです。
出来高も久しぶりの100万超えで146万。また格好の標的とされた体勢に。
しかし、誰もが恐れていた決算発表が終わり、これでひと山越えました。決算内容からしてもひとまずさらなる落下はないと見ていますが、突きつけられた数字と、後はいまだ静まらない騒動にどう対応していくかです。
連日、「感染が止まらない」という報道ばかりで辟易している今日この頃ですが、そもそもPCR検査人数が4月より3倍以上に増えているということも頭に入れておきたいです。
また、死者数がそれに全く比例していないことからも、運悪く陽性と出てしまった方も、気を強く持って欲しいと思います。
体温計の数字にすらやられてしまう自分も、こう見ると、うまくやっていけそうな兆しも見えて来たようにも思えます。
大丈夫、まだインフルエンザ以下です。
なんて考えると、血気盛んな20代は強気になっちゃうんでしょうかね^^;
決して良いことではありませんが、抗体を作っていくという意味では悪いことばかりではないのかもしれません。
結局、3月中旬にはすでに発表して注目を集めた「イギリス式」が現実味を帯びてきました↓
イギリスは「封じ込め」フェーズから感染のピークを遅らせて山を低くする「遅延」フェーズに移行します。ピークは10~14週間後にやってくるとみています。
もはや感染を止めるのは不可能なのでゆっくり感染して集団免疫を獲得すると明言。
感染して自分で免疫を獲得した人とワクチン接種を受けた人の割合をコントロールしながら60%に持っていく戦略。
集団免疫を獲得するまで先は長いので今からあまり頑張りすぎないようにというアドバイス。
本日の日経平均は続落。東証一部の値下がり銘柄数は1321(60.0%)、値上がりは769、変わらずは81銘柄でした。
感染拡大の収束が見えないなか、景気回復の遅れが懸念され売りが優勢となった。日米企業の決算発表を前に様子見ムードも強く、買いを手控える投資家も多かった。
■日経平均:22,339.23円(-57.88円 / -0.26%)
本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【12,860円】(-690円 / -5.09%)
■最高値:13,505円(09:01)
■最安値:12,860円(14:59)
■値幅:690円(前日終値より)
■出来高:1,468,400
出来高100万超えは、6/26以来約一ヶ月ぶり。
その間、週足日足のダブルデッドクロスにも動じずに落ち着いた推移を見せていましたが、この日を待っていたかのごとくの揺さぶりと、落下に絶えられず手放してしまった方の連続技となってしまいました。
12,000円台は、3/16以来4ヶ月半振り。
出来高を伴って大きく揺れた日となり、しばらくはまた乱高下が激しくなりそうです。
しかし今日は、「恐れていた決算がやっと終わった。しかも想像よりも良い形で」。そう安堵した方のほうが多かったのではないでしょうか。私も含めて^^