ひとまず5日線(緑色)上で、巡航高度を保って今週を終えることができました。
大変地味ですが、一応記録的には3連騰になります。
大きな売りか、小さな買い応援か。
出来高と株価の関係はいろいろな分析がありますが、ここしばらくは少ない出来高の中でじっくり伸ばす傾向があるようです。「決算の乱」はありましたが、大口が売って個人が支えるという形でしょうか。まだまだ、暴れなければ買いが勝るかという希望が見えるところ。
昨日多くの地域で緊急事態宣言の解除があり、今回千葉県は解除県から外れましたが、浦安はほぼ東京都という感覚もあり、狭い範囲のお客さんを相手にする企業ではないので、どこが解除されるかされないかということはオリランドにとってみれば全く関係ないでしょう。
ただ「39県で解除」というこの数字のインパクトは、一般的には随分気持ちのゆとりが生まれたかと思います。
もちろんぶり返すことは厳禁ですが、暖かくなってきたことと、2ヶ月前よりは明らかに予防意識が上がっていることで、騒動は近いうちに一旦落ち着くのではと考えます。
かといって株価が上昇していくかというのは今は考えにくいですが、現状の14,000円台はそういった期待によって安定していると見ると納得がいきます。
現在世界で稼働しているディズニーパークは上海のみですが、フロリダのディズニーワールドは、すでに7月1日以降の予約を受け付けているとのこと。
経済回復に向けた地元当局の対策チームは最近、オーランド周辺にある大規模テーマパークの再開に向けた指針やルールを配信した。(中略)第一段階では入園者を定員の50%に制限し、第二段階では75%とするなどの基準が示されている。
もちろん状況を見てどうなるかはわかりませんが、こういったガイドラインがあると心強いですね。
決して再開を急ぐわけではありませんが、次回のオリランドの発表でも「こうだったらこうする」など、何らかの具体的な見通しを期待したいです。
夏の甲子園の中止も痛み入り、そろそろいろいろな、精神的な二次災害がでなければ良いですけども。
本日の日経平均は再び2万円台ヘ。東証一部の値上がり銘柄数は1411(64.9%)、値下がりは704、変わらずは56銘柄でした。
新型コロナウイルスの感染拡大で停滞していた経済活動の再開を期待した投資家の買いが優勢だった。米中対立懸念からシカゴ市場の時間外取引で米株価指数先物が下落すると、下げに転じる場面もあったが、下値模索の動きは限られた。
■日経平均:20,037.47円(+122.69円 / +0.62%)
本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【14,255円】(+25円 / +0.18%)
■最高値:14,310円(13:46)
■最安値:14,175円(09:28)
■値幅:135円
■出来高:825,500
値幅135円ととても狭い範囲で推移。前場に下げ傾向であった日経平均と比べてしっかり14,200円上を守り、陰線にはなりましたが今日も危なげない一日でした。
先日日経新聞では「V字回復は難しい」と読まれていました。
株、OLC・空運安が映す「新常態」の現実味 遠のくV字回復:日本経済新聞
もちろん「新しい生活様式」は生まれると思いますが、ウイルスが怖いからやりたいことをやらない、となるとちょっと消極的過ぎますよね。まさに「事故るから車に乗らない」と同じであり。
しかし今回の騒動で相当な萎縮状態になっているのは事実であり、確かにこのトラウマ払拭には時間がかかるかなと思います。
今後の開園時は、一旦はマイナス方向に振れて行くのかなとも考えます。日本は心配性な方が多いですからね。私が代表例ですが(笑)。