本日お昼に、4度目となる休園延期発表がありました。
しかし直ちに株価に影響が出ることはなく、やはり今回分は織り込み済みであったかという推移。
TDRの休園を延長 社員5400人は一時帰休に:日本経済新聞
5日線(緑色)までの上昇で、25日線(紫色)まではあと250円という位置。
今日の上昇は、昨日の買い戻しと日経平均の2万円台に引っ張ってもらった形になりましょうか。当然毎度の連休明け上昇であるわけがなく、週末を控えて今日も苦しい日になることを予想しましたが、コロナ自粛も少しずつ回復傾向にあるとの判断が勝りましたかね。
上は日本のデータです。いまだオリランドの再開目処はつきませんが、一ヶ月前と比べると、数字上はかなり落ち着いてきました。
累計感染者数は約1万5000人で、毎年のインフルエンザの30万人(内死者3000人)と比較すると、いくら得体のしれないものとは言え、これでこの先数ヶ月〜数年も経済を止めてしまうというのはいかがなものでしょうか。
1日あたりに確認された国内の感染者は、5月7日は94人だった。100人を下回るのは3月30日以来。2桁増だったのは4都道県。東京が23人で、北海道と埼玉、神奈川が10人台だった。大型連休が検査件数に影響している可能性はあるが、「新規感染者が1週間ゼロ」は17県ある。
しかも今年はみんなが予防に徹したおかげで、インフルエンザ患者数も激減したと言います。
あくまでも数字の比較になりますが、今年は「風邪で寝込む人」が減り、健康である人の方が多いのです。怪我の功名ではないですが、多くの人が自己防衛力をつけてスキルアップしたように思います。
しかし今回の「ソーシャルディスタンス」は、しばらくは結構なトラウマになるかと思います。そうなると、もしTDRの再開が早まったとしても、年間3000万人を取り戻すには数年の時間がかかるはずです。
でも、これは非常に偏った意見かもしれませんが、「過保護もここまで来たか」という感想もありますね。そりゃ、コロナに限らずいかなる場合でもマスクを着用しないよりはしてたほうが良いわけで、これから真夏もしなければいけないのかと思うとうんざりします。
「事故に遭うかもしれないから家から一歩も出るな」と言われ、何らかの事故を恐れて一生家の中で暮らすことが良いか。
「人間関係はめんどくさいから」と言われ、一生友達を作らずに暮らすことが良いか。
「詐欺に遭うから」と言われ、一生ネットは使わないほうが良いか。
「いつか落ちるから」と言われ、一生飛行機は乗らないほうが良いか。
「事故を起こすから」と言われ、一生運転免許は取らないほうが良いか。
「怪我するから」と言われ、一生ハサミ・ナイフ類は使わないほうが良いか。
ちょっと極端ですが、そんなことを考えてしまいました。
本日の日経平均は続伸。東証一部の値上がり銘柄数は1835(84.9%)、値下がりは287、変わらずは49銘柄でした。
米中対立激化への警戒感が後退するなか、欧米の経済活動の再開や国内の新型コロナウイルスの新規感染者数の減少傾向も支援材料となり、日経平均は3営業日ぶりに2万円台に乗せて引けた。
■日経平均:20,179.09円(+504.32円 / +2.56%)
本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【13,730円】(+470円 / +3.54%)
■最高値:13,730円(15:00)
■最安値:13,230円(09:14)
■値幅:500円
■出来高:1,165,100
窓を開けて上昇した日経平均と比べて出遅れたスタートとなりましたが、休園延長があっても力強い上昇が見られました。
信用倍率は先週の【0.27】から反発して【0.47】。この買いが増えた分、昨日はやられてしまったというのもありましょうかね。
いずれにしてもひとまずは落ち着いた週末を迎えられそうです。
連休明けで2日間だけでしたが、今週もありがとうございました。