終値12,585円。オリエンタルランド株、休園期間延長で次のフェーズへ。

本日は休園延長新情報が出ました。

以下オフィシャル情報の抜粋です。

再開日は、再開に向けた準備期間を考慮し、4 月上旬を予定しておりますが、あらためてお知らせいたします。
なお、4 月 15 日(水)に予定しておりました東京ディズニーランド大規模開発エリ アの開業は、5 月中旬以降に延期いたします。

東京ディズニーランド® / 東京ディズニーシー ®臨時休園の期間延長および今後のパーク運営について(PDF)

「さらに10日程度の自粛延長の要請」とのことでしたが、4月上旬の再開予定ということからも、10日以上の延長も意味します。

昨日は、上海ディズニーが段階的に開園するというニュースが入ってきたので、明るい傾向にあると考えたのですが。

9年前の震災時は、ランドは34日間、シーは47日間の休園でした。当時は、その間の固定費(人件費・減価償却費)、また液状化した駐車場などの復旧費用、商品廃棄損を特別損失として約100億円を計上したようですが、今回も、長引けばそれ同等かそれ以上の損失となるかもしれません。

上は改めてその震災時のチャートですが、半年かかりましたが、しっかり全回復を果たしたという実績はあります。もちろん今回はどうなるかわかりませんが、この経験から比較的下げ止まっているという見方もできるかもしれません。

前回は液状化と一部建物の崩壊、つまり「再スタートできるのか?」という不安もあった中、今回は完全な外的要因による休園ということもあり、長引いたとしても前回ほどの不安はないのではないか、というのはあくまでも私の感想です。

個人的には今回、自分で気をつけられる分、あの地震時よりは気持ちの萎縮はありません。

加えて、4/15オープンを予定していた、美女と野獣の新エリアの延期も。これもひとつ、楽しみと反撃のきっかけが削がれてしまいました。

4/15にはさすがに、世界的にも収束傾向に転じていることを願いたいですが、現段階では大事を取るしかなかったのでしょう。

しかしいずれにしても現時点では比較的踏ん張れております。今日の発表が明日以降にどう響くかですが、決してサプライズ発表ではなく、これももう織り込み済みではなかったかと願いたいですね。

もしかしたら、最初のパニックを下回る日が来るかもしれないとも考えられますが、それがパニックなのか本当にダメなのかを考えて、慌てずに対応しようと思っています。

対応といいますか、私の場合は握りしめるだけなのですが。つまり、本当にダメではないという判断です。

とにかくこの、嵐が去るのをじっくり待つばかりです。

本日の日経平均は昨年来安値を更新。東証1部の値下がり銘柄数は1718(79.9%)、値上がりは393、変わらずは54銘柄でした。

期待が先行していた米国の景気刺激策について、具体的な内容が乏しいとの見方が次第に広がり、失望売りが優勢となった。

東証大引け 昨年来安値を更新、米景気対策への期待後退:日本経済新聞

■日経平均:19,416.06円(-451.06円 / -2.27%)

本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【12,585円】(-565円 / -4.30%)

■最高値:13,130円(09:12)
■最安値:12,585円(14:56)
■値幅:565円(前日終値より)
■出来高:1,793,700

出来高は、3月では最低の179万ではありましたが、これでも普段の3倍以上。

しかし昨年の台風時に、400円だ500円だ下がって大慌てしたことが記憶に新しいですが、今や500円落ちるのも軽くいなせるのは、完全なパニック状態に入っているからですね。

水面下で壮絶なマネーゲームが繰り広げられているのと考えると、真面目に戦いを臨んでも話が通じる相手ではなくなっている段階。

こういう局面、しっかり底で拾いたい気持ちはありますが、とりあえずおとなしく見ているほうが、またはそもそも見ない方が、精神的には良いですね。

新エリアが延期され、4月のもろもろの発表が一段と怖くなって参りましたが、全回復の前例がある希望を持って、耐え抜きたいと思います。

本日の休園発表。明日も揺れそうですね。

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