2/20以来の5日線(緑色)上への上昇。
この非常事態、平均線も何もあったものではないのですが、「休園連騰」で気分的には少し穏やかにはなりました。
もちろん今回の件ではまだまだ先行き不透明な部分も多く、単なる空売り勢の買い戻し、はたまた月初めの資金投入かとも構えておきたいですが、本日の出来高は336万と、先週発表された空売り数よりも相当高く、しっかりと買いが入ってくれた印象を持ちました。
オリエンタルランドはもう、いろんなことが織り込み織り込みで下げてましから、「もういいだろう」と物色されているところですかね。
というのは本日午前中のラジオ日経より。
なんともざっくりな感想ではありますが、先週末の休園発表で、「業績の不安」よりも「感染問題を防げた安心」が勝った形となりましたでしょうか。
いずれにしても休園で反発したという事実からは、確かに業績への不安分はもうとっくに吐き出していたという見方もできるかもしれません。
先週の瞬間最安値は【11,620円】。ひとまず今回のショック、ウイルスショック前日の、1/25の【15,725円】からは【-26.1%】でした(2011年の震災時は【-27.9%】)。
ただやはり元凶のウイルスが収まったわけではありませんので、まだ安心はできません。
今日のラジオでは「3月一杯から4月一杯は覚悟しないといけないかも」と仰っていましたが、確かに気になるのは、「中国本土以外の新規感染者数」。
中国は収まりつつ見えますが、上のグラフで見る黄色い部分の「中国本土以外」が伸び始めているのも気になります。
内訳としては、ほぼイタリア・イラン・韓国の急伸で、日本はダイヤモンド号を除けば257名と、頑張ってはいるのですが、今もポツポツと増え続けているという事実に間違いはなさそうであり。
もう誰も責められませんが、さっぽろの雪まつりは「第二のクルーズ号」的な接触が相当多かったと思います。
私も札幌には年数回訪れるのですが、ここ数年、行くたびに激増しているのはドラッグストアです。ほんと「数件おきにドラッグストア」という感じで、店にはカゴに山盛りに商品を入れた中国籍だと思われるお客さんでごった返しています。
商品の説明もこんな感じで、明らかに日本人はもうどうでも良くなっていますね(笑)。
今回比較的北海道にも注目が集まっておりますが、毎日相当数の中国人が訪れていた街でしたから、納得はできますね。当然、中国人が悪いというわけではありませんので、本当に気の毒だったとしか言いようがありませんが。
だいぶ話がそれてしまいましたが、本日は今年の最大上げ幅を更新。でも今日の上昇が、あと3回続いたとしてもまだ15,000円には届かない、と考えると、今回負った傷の深さがよくわかります。
そういえば、「ヒンデンブルグ・オーメン」の話もされておりまして、現在は未点灯のようですが、点灯した1/27から一ヶ月後に、今回も暴落が起きてしまったということでした。
とりあえずは今晩のアメリカです。
ひとまず現在はS&P500ともに反発調子にあるようですが、やはりまだ「二番底」の警戒は拭いきれませんよね。
本日の日経平均は10:00過ぎから大きく反発。「潤沢な資金供給と金融市場の安定確保に努めていく方針だ」との日銀総裁緊急談話の発表あり。
東証一部の絵上がり銘柄数は1892(87.5%)、値下がりは240、変わらずは29でした。
米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測も浮上するなど、協調金融緩和への期待が強まり買い戻しが優勢になった。
■日経平均:21,344.08円(+201.12円 / +0.95%)
本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【12,910円】(+645円 / +5.26%)
■最高値:12,975円(09:03)
■最安値:12,150円(09:00)
■値幅:825円
■出来高:3,360,100
運良く日経の追い風にも乗れましたが、今日は寄り付き時よりすでに大きく反発傾向にあり、他銘柄よりも反発意識の高さが伺えた感じがします。
業績低下はもうどうしても逃げられませんし、ある程度の計算である程度は出せることを考えると、本決算へ向けての悪材料は出尽くし、休園を出した先週末が底だと思いたいですね。
後は4月中旬の美女と野獣エリアがどうなるかです。早めにウイルスが収束して予定通りのオープンとなれば、比較的5月は強いオリランド、上にアーチを描く復活劇が見られるかと、妄想にふけっております。
さて、以下はお待ちかねの「暴落時のささやかな攻撃コーナー」です(笑)。
まずは安くなってきたドル買いです。
昨晩は、1ドル「107.95、75、55、35、15、05」のように、なんとなく適当に刻んでいくつか注文を入れて就寝しました。
朝起きると一瞬ストンと107.4円まで落ちたようで、上から3つが「107.50円」で約定して打ち止めでした。「95」とかで注文を入れていたものも全部「50」で約定したので、ちょっと得した気分。
続いて日本株。と言いますか厳密にはS&P 500が混じっているのですが、8,900円台前半で出した上の2つは少々欲張りすぎて約定せず。
S&P500は、「まだ買うのかい!」と突っ込みを入れられそうですが、個人的には最も信頼できそうなので、これから下がったとしてもきっと買い続けます。
そしてなぜかヤマダさん。株価も安いし、小出し銘柄としてエントリーしてみましたがこちらも約定せず。
そしてこちらは投資信託で、こちらもS&P 500^^;
毎日の積み立て額のアップはしませんでしたが、大きく下げたので10万円ほど一度に突撃してみました。という意味では、今日の米国は下げてもらっても実は結構だったりします。
現場からは以上です(^_^;)