本日16:00、予定通り1Q決算発表がありました。
いつものように先走る、本日5:30時点での日経新聞の記事はこちら↓
連結営業利益は前年同期(250億円)から増えたようだ。運営する東京ディズニーリゾート(TDR)の35周年イベントを実施した効果で、来園者数が好調に推移した。
とはいえ、市場は至って冷静。本日の株価にはほとんど影響はなかったと言ってよいでしょう。
日経平均は反落。先週末のナスダックが1カ月ぶりの下げ幅となったことで投資家心理の重荷となったようです。
ハイテク株主導で前週末の米株式相場が下落したことを受け、投資家の運用リスクを取る姿勢が後退した。日銀の金融政策決定会合の結果発表を31日に控え、内容を見極めたいとして様子見気分が強かった。
■日経平均:22,544.84円(-167.91円)
ただ、銀行株は強かったですね。日銀の政策決定会合で、金融緩和策の修正を議論するとの思惑が根強く残ったとのこと。
本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【11,620円】(-5円 / -0.04%)
■最高値:11,620円(09:00)
■最安値:11,545円(09:11)
■値幅:80円(前日終値より)
■出来高:328,600
軟調傾向だったとは言え、先週末の終値からの値幅はたったの80円。そして後場の巻き返しは、本日の決算を期待しての買いですね。この辺は昨年と同様に、手探りの動きとなりました。
オリエンタルランドが30日に発表した2018年4~6月期の連結決算は、純利益が前年同期比1%増の211億円だったと発表した。同期として過去最高となった。東京ディズニーリゾート(TDR)が開業35周年を迎えて記念イベントを実施したことで入園者数が増加、1人当たりの売上高も増えた。
経常利益はコンセンサス予想を10.7%上回り、まずまずじゃなかったかと思います。5年前の30周年のときのインパクト(25%)には及びませんでしたが、決して悪くない数字です。
しかしどうでしょう。昨年の19%に比べても低い数字に、期待ほどではなかったという印象を持つ方もいらっしゃることでしょう。
昨年は1Q発表後に8,000円を突破して3連騰しましたが、今年はなんとか現状維持か微増が精一杯のような気もしてなりません。
8月も、周りに煽られる月になってしまうでしょうか。いずれにしても、12,000円はひとまずまだ先のような気がしますね。
混雑すればするほど今度は満足度が落ちる。これ以上発展するためには、パーク拡張は必然だったのかもしれません。
7月も残すところ明日のみ。なんとか6月最終日の【11,625円】は超えて、プラス着地は決めてもらいたいですね。