7月は引き続きもみ合いが続くオリエンタルランドですが、7月初旬と明らかに違うのは平均線の失速。今までであれば絶好の押し目買い価格と判断できそうな下落も、状況が変わって来たような局面を迎えております。それもここ数日で。
さて、米ハイテク株が決算ラッシュで猛威を奮っております。昨晩はアルファベット(Google)が5046億円の罰金を計上したものの大幅上昇。Facebook、Amazonも決算を直前に控えて、その期待が膨らんだのか上昇しました。
ナスダックは微減したものの、NYダウは197ドルの上昇。それを受けてか本日の日経平均も続伸。
24日の米ダウ工業株30種平均の上昇を受けて投資家心理が改善し、鉄鋼や非鉄金属など素材株や機械や電気機器など輸出関連株を中心に買いが入った。もっとも、このところ上値抵抗水準として意識されている5日移動平均(前日時点で2万2632円)近辺では利益確定売りが目立ち、朝高後は高い水準ながら方向感に乏しく推移した。日経平均の値幅(高値と安値の差)は98円にとどまった。
■日経平均:22,614.25円(+103.71円)
今日は、東証一部の6割は上昇したものの、肝心のオリエンタルランドには元気がありませんでした。
本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【11,460円】(-80円 / -0.69%)
■最高値:11,570円(09:00)
■最安値:11,455円(14:42)
■値幅:115円
■出来高:310,700
出来高も相変わらずで、上昇トレンドによる短期投資家の「投機」対象から大きく外れてしまったように見えます。超今さらですが。
高度はぼほ保ったまま巡航飛行を続けておりますが、最初にも書いたとおり、今回は25日平均線の降下がちょっと気がかりではあります。
さらに落ちていく要素はないように見えますが、心理的には今までと少々状況が変わっていることも考えなくてはならないでしょう。個人的には引き続き強気なのは変わりませんが。
昨年同時期は、発表直前に2連騰で約3%の上昇、そして発表後も3連騰でさらに約2.8%の上昇を記録しておりますが、今回はいかに?!
言っても35周年。期待はしております。